”普通預金”でも金利に5倍の差が! お金を増やす「銀行預金」活用術

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お金を貯めるには、家計を見直し、節約することはもちろん、浮いたお金を増やす努力も不可欠だ。

とはいえ、株や投資信託のようなリスクのある金融商品はちょっと心配…という人もいるだろう。

そんな人ほど、もっとも身近な金融機関である銀行選びが大切になる。

メガバンクの場合、1年定期預金に100万円を預けても利息はたったの250円(税引き前、以下同)。

ところが、銀行によっては5000円も利息がつくところも。

超低金利が続く時代だからこそ、有利な金利を提供する銀行を選んで、上手にお金を増やしたい。

ここでちょっとおさらいをしておこう。

銀行の商品には、「普通預金」と「定期預金」などがある。

このうち普通預金は、いつでも自由に出し入れできる換金性と利便性に優れた商品だ。

市場の金利変動に応じて利率が変わる変動金利の商品で、利息は日割り計算でつき、半年ごとに元金に組み入れられる。

自由に出し入れできるぶん、定期預金に比べると金利が低く設定されている。

定期預金は、預入時に決められた利率が満期まで続く固定金利の商品。

預入期間は1カ月以上10年以内で、預入期間が1カ月以上3年未満は預けたお金(元本)に金利がつく単利型、3年以上は単利型と、元本に利息を加えたものに利息がつく複利型(半年複利型)から選択できる。

預入期間中でも換金できるが、中途解約利率が適用される。

元本割れはしないものの、せっかくの金利を享受できなくなってしまう。

普通預金は、金利が高く、入出金できるATMなどの数が多く、かつ入出金や振込などの手数料が安いところが望ましい。

一方、定期預金は預入期間が同じなら少しでも金利が高いものが望ましい。

また、預入期間中、金利が変わらないことから金利が上昇した際に現在の低金利で固定されないよう、預入期間があまりに長いものは避けたほうがいいかもしれない。

「出し入れ頻度が高い」「定期預金をするのが面倒くさい」といった理由で、給料やボーナスを普通預金に入れっぱなし…という人もいるだろう。

そのくせ「お金がない」が口グセになっていたら、普段使いする銀行、つまり普通預金に注目してつきあう銀行を見直したい。

2013年2月12日現在、普通預金の金利がもっとも高いのは、セブン銀行と大和ネクスト銀行で、年率0.10%となっている。

現在の金利が続いた場合、1年間100万円を入れたままにすると、1,000円の利息が手に入る。

メガバンクの普通預金の場合、同条件でもらえる利息はわずか200円。

1年定期預金に預けても250円しか付かないことを考えたら、金利の高いネット銀行などに乗り換える価値は大アリだ。

ネット銀行など地方銀行ネット支店などなお、セブン銀行の金利は、4月30日までの「普通預金金利倍増キャンペーン」期間中のものだが、通常の金利も0.05%と相対的に高い。

しかも、ATMが全国に1万7739台(2月12日現在)もあり、日中の時間帯は土日祝日を問わず手数料無料で出し入れできる利便性を考えると、普段使いの銀行としての利用価値は極めて高い。

大和ネクスト銀行ではキャッシュカードを発行していないため、普通預金から出金する場合は、自分名義の他行口座に振り込むか、大和証券に口座を開設してダイワ・カードを使い、大和証券やセブン銀行、その他の金融機関のATMで出金することになる。

「普段使い」ということを考えると、セブン銀行に軍配があがりそうだ。

前述のとおり、定期預金は金利の高さに注目したい。

現時点では、3カ月定期は新規口座開設者が対象のじぶん銀行の「デビュー応援プログラム」(4月30日まで)の0.55%、6カ月定期は愛媛銀行のインターネット支店である八十八カ所支店の0.35%、1年定期は香川銀行のセルフうどん支店の1人100万円を限度とする「超金利トッピング定期預金」の0.50%、3年定期はSBJ銀行の0.60%がもっとも高い。

地銀のインターネット支店や外銀で高い金利を提供する傾向があるようだ。

なお、金利は年率で表示されるため、3カ月定期や6カ月定期の場合は365日分の利息のうち該当した日数分の利息を受け取ることになる。

また、預入期間は、中途解約せずに済むことを前提に選びたい。