「義務化」が予定されている省エネ住宅、実際どうなの!?

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省エネ住宅であれば税制上の優遇やローンの優遇、また、さまざまな補助金を受けられることは知っていても、実際にそれをどう建てればよいのかわからない…。

また、どうせ省エネ住宅を建てるなら最新の設備がほしいという方のために、省エネ住宅がいったいどのようなものなのか、もう一度おさらいしてみましょう。

■省エネ住宅は一次エネルギーが少なく、断熱性の高い家のこと一次エネルギーというのは、空調・換気・照明・給湯設備で消費するエネルギーのことで、それらの消費量が少なく、プラス断熱性能などが基準をクリアしている場合に省エネ住宅と認められます。

太陽光エネルギーを利用している場合にも、その効果が考慮されます。

■省エネ住宅は義務化が予定されているこれから2020年度までに全ての新築建物に対して、この省エネ住宅適合基準を義務づける方向で国土交通省、経済産業省、環境省の合同三省会議が進められています。

大規模な建築物については2016年ごろ、中規模建築物は2018年ごろから、いわゆる一戸建てについては2020年ごろというのが現在のめどだそうです。

■既存住宅はどうなるの?まだはっきりとは決まっていないようですが、もう既に住宅購入した方の場合は、今のところ省エネ義務化の対象外とされています。

また国や自治体から補助金や税制面での優遇などで、省エネ住宅へのリフォームを推進する取り組みで補っていく予定だそうです。

■「省」から「ゼロ」に省エネ住宅の普及にともない、ゼロエネ住宅やスマートハウスという新しい住宅も出てきています。

省エネ住宅とゼロエネ住宅との違いは、省エネよりもさらに一次エネルギー消費量が少なく、かつ消費した分のエネルギー量を作りだせるというところにあるようです。

消費量と発電量をプラスマイナスし、年間0であるというのがゼロエネ住宅の定義です。

スマートハウスとゼロエネ住宅との違いは、一次エネルギーの消費量と発電量の差が0であることに重点を置いているかどうかの違いといえます。

またスマートハウスの場合には、HEMS(ヘムス)と呼ばれるエネルギー管理システムの導入に重点を置いているところも違いといえるでしょう。

■スマートハウスのHEMS(ヘムス)って?家庭内の消費エネルギーをコントロールする仕組みのことをHEMS(ヘムス)と呼びます。

室内のディスプレーで現在の消費エネルギーを確認できたり、住戸内の電源オン・オフや、蓄電設備の充放電を操作したりできます。

HEMS(ヘムス)は今まで規格がばらばらだったこともあり、大手メーカーの家でしか住戸内設備に利用されていませんでしたが、東芝・パナソニック・日立・三菱の大手企業からなるエコーネットによりHEMS(ヘムス)の標準規格化が進められています。

これによりHEMS(ヘムス)の普及化が進むのではないかと現在では考えられています。