世界景気の回復により改善が期待されるアジア企業の業績

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日米欧をはじめとする主要国の追加的な金融緩和の実施に加え、欧州債務問題に対する懸念も後退するなど、金融市場を取り巻く環境は足元で安定化する傾向にあります。

また、米国景気が緩やかながらも回復傾向にあるほか、減速傾向が続いてきた中国の景気も持ち直しの動きをみせるなど、世界景気の先行きにも明るさが増しています。

こうしたことを背景とした投資家心理の改善によって、世界的にリスク選好的な動きが活発化する中、比較的堅調な景気が続いているアジア各国・地域には資金流入の動きが続き、アジアの株式市場はおおむね良好な推移となっています。

IMF(国際通貨基金)によると、2013年、2014年の中国のGDP成長率はともに8%台を上回る見通しです。

他のアジア各国・地域でも、内需が堅調を保つことに加え、中国など主要国の成長加速により、輸出が持ち直すとみられ、ほとんどの国で2012年を上回る成長率が見込まれています。

また、IMFは、「アジアは世界でもっとも成長率が高い地域であり続ける」との見方を示しています。

こうした堅調な経済成長見通しに加え、主要国を中心とした金融緩和姿勢の継続による世界的な資金供給量の拡大傾向などから、アジアへの資金流入は引き続き活発化する可能性があると考えられます。

さらに、世界景気の動向とアジア株式の企業業績には、過去において連動する傾向がみられていたことなどを考えると、明るい兆しが見え始めている世界景気の回復が鮮明化してくることで、アジアの企業業績見通しも明るいものになるとみられます。

これらが、資金流入の活発化とともに、今後の株価の上昇圧力になっていくものと期待されます。

(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。

)(2013年2月15日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。

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