通話料が気になると仕事の連絡もためらってしまう

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外出先から上司へ電話をするときや、顧客からのメールに電話で回答するとき、私用のスマートフォンを使うことがあるだろう。通話分を会社が精算してくれる会社もあるが、そのような制度がなかったり、面倒で精算しなかったり人も少なくないようだ。

アイシェアの調査によると、会社から業務用の携帯電話を貸与されていない人は、全体の54.1%。そのうち、業務に使った通話料を「会社が経費精算してくれない」(64.6%)あるいは「(多忙・面倒等で)精算していない」(24.0%)という人は、88.6%にのぼるという。


そのような人は、業務用の通話料を私用分とともに自己負担で支払っていることになる。これがサラリーマンにおけるスマホ通話の「自腹問題」だ。


仕事用の新しい番号が作れ、私用との使い分けもできる


通話料を安く抑えられると最近人気なのが、スマートフォンの無料通話アプリだ。LINE(ライン)やカカオトーク、comm(コム)などがユーザー数を伸ばしている。ただし、相手も同じアプリをインストールしていることが前提で、固定電話にかけることができないことから、必ずしもビジネスに適しているとはいえない。


類似するサービスには、パソコンからも使えるSkype(スカイプ)があり、固定電話への格安通話にも対応しているが、スマホ間で無料通話をするときには相手のアカウントを知る必要がある。


NTTコミュニケーションズの「050 plus」は、月額315円を支払えば050で始まるIP電話番号を付与される。無料通話アプリと異なるのは、携帯電話や固定電話にも格安でかけられるところ。「自腹」に悩まされていた人は、私用通話を含めてコストダウンにつながりそうだ。


「050 plus」を使うと、通話はどの程度安くなるのか。例えばソフトバンクのホワイトプランに契約している人は、他社の携帯電話にかけるときに30秒で21円の通話料がかかる。同じソフトバンクの場合でも午後9時から午前1時までは、やはり同じ通話料がかかってしまう。1回の通話は短くても、チリも積もれば山となる。


これが「050 plus」なら、他キャリアの携帯電話や無料時間外の通話の場合、1分16.8円で済む。10分間の通話で比較すると、通話料は420円から168円と60%オフ。固定電話宛なら3分8.4円、10分間で420円から33.6円と実に92%オフとなる。この通話料は海外からでも日本と同じものが適用される。また、他の無料通話と同様、同じアプリをインストールしている相手や、050で始まるIP電話との通話は無料だ。


「050 plus」をビジネスで使うメリットは、格安通話料だけではない。050で始まるIP電話番号が新たに使えるようになるので、仕事専用の番号として使える。プライベートの電話番号を教えずに公私の切り分けがしやすくなるので、女性は特に嬉しいだろう。相手の携帯電話には050で始まる電話番号が表示されるので、留守の場合も折り返しかけてもらいやすくなる。


オフィスの固定電話へもかける場合が多く、「自腹」問題に悩み、できれば仕事専用の電話番号が欲しいと感じていた営業マンなどには、「050 plus」は検討に値するのではないだろうか。