日本インテリアファブリックス協会(NIF)では、節電・省エネの観点から注目度が高まっているカーテン関連の遮熱率の統一基準づくりを進めてきたが、このほど遮熱性試験方法を「カケンレフランプ法(インテリア)」、評価基準値(遮熱率)を「25%以上」とそれぞれ定め、2月14日(木)より「遮熱マーク」の使用許諾に関する申請受付を開始した。
対象製品はシアーカーテン及びそれに準じたスクリーンで、一般名称を「遮熱レース」としている。

「遮熱レース」は地球温暖化の影響により年々猛暑が厳しくなる中で、メーカー各社の提案が受け入れられ市場性の高い商品として注目されるようになったところ、一昨年の原発事故をきっかけに節電意識の向上から商品性能に対する関心が急激に高まった。
NIFでは業界の統一基準を設けるべく2011年8月より検討を開始、各社の生地サンプルを用いて遮熱性試験を実施し、試験方法及び基準値を定めた。この試験のポイントは比較的広い生地面積を計測できるサーモグラフを用いた点。「遮熱レース」はデザイン性が生命線であり、デザインがさまざまある中でその生地の一部をもっていかに全体性能を担保するかが鍵となった。NIFはカケンテストセンターの協力を得て、入念に生地の目合わせを行い公明性、信頼性の観点から測定部位の採取に関する確認を行うとしている。

なお、カケンレフランプ法(インテリア)の試験条件は、(1)熱線受光体(黒色塗料塗付銅板を設置)の約5mm上に試験体を保持し、さらにその上約5mmにガラス板を設置し試験体とする、(2)指定側面からランプ(100V500W)を約50cmの距離で15分間照射して熱線受光体の表面温度をサーモカメラを用いて経時的に測定する、(3)試験は試験体とブランクの位置を入れ替えて2回測定し、平均値を試験結果とする、(4)ブランクとして試験片なしの試験体を対角線上に設置し、同時に測定を行い遮熱率を算出する、というもの。試験片とは縦120mm×横110mmの生地で、可能な限り生地の特性を想定できる部位とする。