中国人観光客、春節の日本旅行半減で観光業に打撃 代わりに韓国、タイが人気に

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一部メディアの報道によると、中国と日本との領土をめぐる問題に端を発した関係悪化により、今年の春節(旧正月)シーズン、日本に旅行する中国人観光客は前年同期に比べて50%以上減少している。和訊網が伝えた。
中国の旅行予約サイト・携程網によれば、今年の春節、中国人観光客の多くはこれまでの日本に代わり、タイや韓国を旅行先として選んだ。
東京に本社を置き、海外からの日本旅行を扱う旅行会社の総合ワールドトラベルでは、観光業の不景気を実感しているという。同社では中国人観光客向けの業務が全体の3分の1を占める。王一仁社長は8日、今年の春節シーズンに同社が扱う中国から日本への観光客の数が前年同期に比べて50%減少し、2000〜3000人となったと明かした。
王社長によると、一部の中国個人客は円安が進んだことで日本旅行を選んだが、依然、団体旅行の数は回復していない。中国の旅行会社は日本旅行をセッティングしたがらない様子だという。
また、需要が萎んだことで中国の航空会社は日本向け業務を縮小し、今年の春節、中国からほかの海外への航空券の価格は去年の同時期に比べて下がった。
日本に旅行する人は減ったものの、中国からほかの海外への旅行需要は依然、旺盛だ。今年の春節、携程網を通じて海外旅行を予約した人の数は前年同期に比べて40〜50%増加している。
(編集翻訳 恩田有紀)