家の塗装の種類で変わるメリット、デメリット教えます

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住宅購入において家の壁にどのような塗装が行われているのか、あまり気にしない方も多いかもしれません。

実は家の壁に塗られている塗装も他の家屋材料と同様、種類によって家が長持ちするかどうかが変わってきます。

塗装の種類によって家がどう変わるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

■アクリルだと寿命は5年塗装の種類がアクリルだった場合、塗装の寿命は約5年ほど。

アクリル塗料の場合、コストパフォーマンスが高いため塗装材料に使われやすいのですが、寿命を過ぎると剥離(はくり)がはじまりチョーキングが起こりやすくなります。

チョーキングとは白亜化とも呼ばれる状態のことで、塗装表面に白いチョークのようになった顔料成分が、粉をふくようにあらわれる状態のことです。

チョーキングが始まると塗装の機能が失われるため、保護していた材料が露出しやすくなり、家屋材質が酸化しやすくなり、さらには防水性が失われるため壁にカビや藻が発生して壁が変色しやすくなります。

家を建てて5年ほどたった頃、塗装屋さんが突然「壁を塗り替えませんか?」と勧誘電話をかけてくることが多いのは、実はこのアクリル塗料の経年劣化を見込んでいるからのようです。

■ウレタン塗料の寿命は、8〜10年ウレタン塗料は塗膜が厚く、仕上がりが美しいのが特徴です。

また塗膜にはしなやかさがあり、塗装面がたわんでもひび割れを起こさないため塗装の持ちが良くなる特徴もあります。

酸やアルカリにも強く、雨による浸食にも強い塗料です。

しかし耐久性がよいといってもウレタン塗料にも寿命はあります。

ウレタン塗料の寿命は8〜10年が多いようです。

■ウレタン塗料よりも長持ちする塗料は、シリコンやフッ素を用いた塗料15〜20年持つと言われているのがシリコン塗料やフッ素塗料です。

シリコン塗料であれば最大で15年、フッ素塗料であれば最大20年利用できると言われています。

フッ素塗料はシリコン塗料よりも高価ですが、そのぶん長持ちしやすく、防汚性や防水性にも優れています。

ただしウレタン塗料が合う外壁と、シリコンやフッ素塗料が合う外壁には種類があるようです。

シリコンやフッ素塗料の場合は、モルタルや不燃材サイディングの外壁が適しているようです。

■その他の塗装方法その他にもアルミサイディングや遮熱塗装、断熱塗装といった方法もあります。

アルミサイディングは耐久性が高くなり、さらに断熱性もあがるメリットがありますが、一方で家の中の気密性も高くなるため、湿気対策が必要になる場合があります。

遮熱塗装の場合には、夏場の室温をあげにくくする働きがありますが、冬の保温には効果があまりないケースも。

また、断熱塗装の場合には、塗る場合に技術が必要となるため業者選びに慎重さが必要になることと、肉厚塗装のために施工の手間と時間がかかり他の塗料より費用がかかる場合があります。

住宅購入においては、さまざまな手配や調査が必要になりますが、あわせて塗料に何が使われているのかも確認しておくとよいでしょう。