(C)2013 映画「脳男」製作委員会

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2月9日から公開された映画『脳男』の生田斗真の体が凄すぎると話題になっている。本作は、第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の小説を原作に、『犯人に告ぐ』などの瀧本智行が監督を務め、『八日目の蝉』の成島出が脚本を担当したバイオレンス・ミステリー。

主演の生田斗真が演じるのは、“生まれつきの常識では考えられないほどの高い知能と、驚異的な肉体を兼ね備えるも、人間らしい感情が見当たらない謎めいた鈴木一郎と名乗る男=脳男”だ。

体脂肪7%、こだわり抜いた役作りの理由


彼は残忍な手口の無差別連続爆破事件の容疑者として逮捕され、精神科医の真梨子(松雪泰子)による精神鑑定を受けることになるのだが、その検査の際にシャツを脱いだ時の生田の体は、一切の余分な脂肪がついておらず、筋肉の付き方もまるでギリシャ彫刻のような美しさ。まるで芸術品を見ているかのような完璧な肉体なのだ。彼は本作の為に、糖分・炭水化物を抑えるなどの食事制限を行い、体脂肪率を7%にまで落としたのだという。

そこまで彼が肉体改造に挑んだ理由には、主人公「脳男、鈴木一郎」のキャラクターがあまりにも強烈でそれによって本作が成り立っていると言っても過言ではないから。
鈴木一郎は一切感情を表に出さない。一度見たものは、人物・書籍などを問わず全てを記憶でき、決して忘れない。ポルトガル語・ギリシャ語・ラテン語等、多数の言語も理解できる。時には、すれちがいざまに人殺しをしたが何の罪も感じていない男の目玉を引っこ抜くなど、残酷極まりない行為にも良心の呵責はない。とにかく謎に包まれた人物なのだ。

主演を取り巻く豪華で多彩な顔ぶれ


そんな彼の真実を知りたいと精神鑑定にのめり込む精神科医、真梨子に松雪泰子、早く彼が犯人である事を証明したい刑事の茶屋に江 口洋介、残忍な事件に大きな関わりを持つ女、緑川を第68回ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を受賞した二階堂ふみが演じ、他にも同賞受賞の染谷将太、光石研、甲本雅裕、小澤征悦、石橋蓮司、夏八木勲ら実力派が揃う。本作を既にご覧になった方々からは、生田斗真の演技に圧倒された! など、こだわりぬいた役作りへの称賛の声が多く、作品自体の評価も高い。

さいごに


ただ、あえてお伝えしておくと、昨年に公開された生田斗真&吉高由里子主演の青春ラブストーリー『僕等がいた』を観て、生田くんのファンになりました♪という可愛い乙女な女の子は、本作を観る前に少しばかりの覚悟を。映画のポスターはとっても無機質だがかなり残酷なシーンも多く、blood(血)な世界が嫌いな方は絶句。。見終わった頃にはヘトヘトという危険性も。もしデートムービーに選んだとして、”終わった後、手をつなぎたくなる作品”とは言い難い(笑)←エンディングに流れるのは、キング・クリムゾンの「21世紀のスキッツォイド・マン」。ちなみに生田氏のギリシャ彫刻ボディもワンシーンだけなので、その間は決して瞬きしないようご注意頂きたい。『脳男』は現在公開中。
(mic)