日経平均の日足チャート(2年)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

写真拡大

 11日のNY円相場は大幅に反落し、前週末比1円65銭円安・ドル高の1ドル=94円30〜40銭で取引を終えました。一時は94円46銭と、6日に付けた94円07銭を下回り、2010年5月5日以来約2年9カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けました。

 ブレイナード米財務次官が安倍政権の経済政策について「デフレ克服と経済成長の活発化に向けた努力を支持する」と述べたことが円売り材料になりました。

 また、円は対ユーロで4日ぶりに大幅に反落し、前週末比2円65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=126円50〜60銭で終えました。ドイツ連邦銀行のワイトマン総裁が、最近のユーロ相場について買われ過ぎとはみていないとの見方を示したことがユーロ買い材料になったようです。

 この急激な円安を受け、3連休明け12日前場の日経平均は前週末比269.61円高の1万1422.77円でした。一時1万1445.77円まで買われました。

当面の日経平均の底値は1万400円付近

 ところで、野田前首相が衆院解散の意向を表明したのが昨年11月14日です。その後の安倍現首相による積極的な金融緩和発言で対ドルでの円安が進み、日経平均も上昇を開始したことから、今回の「アベノミクス相場」は昨年11月13日の8619.45円を起点にしたとみています。

 6日高値11498.42円までの上昇幅は2878.97円です。また、ドル/円レートは昨年11月13日の1ドル=79.150円から今年の2月6日は94.052円まで、対ドルで14.902円の円安になりました。つまり、1円の円安で、日経平均は193.19円上昇した計算です。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)