アンジ・マハチカラに所属するカメルーン代表FWサミュエル・エトーが、カメルーン誌『Je Wande』のインタビューに応え、FCF(カメルーンサッカー連盟)から命を狙われていると、衝撃の告白をした。

 エトーは、「FCFの上層部は僕に危害を加えようとしている。殺そうとしているんだ。僕は常に複数のボディガードとともに行動している。寝る時も1人は必ず寝室の前に立たせている。気取っているわけではなく、身の安全のためだ」とコメントし、自身に危険が迫っていると発言した。

 また、「代表のユニフォームもFCFからはもらわず、スポンサーから直接もらっている。食事も毒入りの可能性があるからチームメートとは一緒にしない」と続け、「FCFは無能で腐っている。総辞職すべきだ」と辛らつな言葉を並べた。

 エトーは2011年11月に、代表選手たちへの給与未払いを理由としたボイコットを先導したとして、FCFから15試合の出場停止(後に4試合に軽減)を言い渡され、2012年8月に代表招集を受けた際も、FCFに対して「アマチュアレベルで稚拙」と発言していた。また、2012年10月に行われたアフリカ・ネーションズカップ予選で、エトーはカメルーン代表として出場したが、カーボヴェルデに敗れ、2大会連続で出場権を逃し、今月に行われたタンザニアとの親善試合は出場を拒否している。