インテルが3発快勝で公式戦5試合ぶりの勝利…長友はフル出場

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 セリエA第24節が10日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとキエーヴォが対戦。長友は先発出場した。

 公式戦4試合勝利のないインテルは、ホーム戦に臨むと開始2分に先制点を奪取。アントニオ・カッサーノが、自身の蹴ったCKが右サイドにこぼれてきたところを、ダイレクトで蹴り込み、ゴールネットを揺らした。

 幸先の良い出足と見えたが、先制後はキエーヴォに反撃を許し、21分にはルカ・リゴーニにフリーでヘディングシュートを叩き込まれ、試合を振り出しに戻されてしまう。

 追いつかれたインテルは、26分にカッサーノのCKをアンドレア・ラノッキアがヘディングで合わせて勝ち越し点を奪取。再びキエーヴォを突き放すと、ワルテル・ガルガーノの直接FKがポストを直撃するなどチャンスを迎えたが、3点目は奪えずに前半を折り返す。

 インテルは後半に入ると、50分にディエゴ・ミリートがペナルティエリア内でエステバン・カンビアッソからパスを受け、右足を一閃。チーム3点目を決め、リードを2点に広げた。その後もカウンターからチャンスを作り出し、追加点こそならなかったが、3−1と快勝して、公式戦5試合ぶりの勝利を挙げている。

 インテルは勝ち点43で4位、キエーヴォは同28で11位タイとなった。なお、長友はフル出場している。

[写真]=Getty Images