実際にお店に行くとネットに出てない物件もあるのはなぜ?




賃貸物件を探すときにはネットを活用しますね。家にいながら多くのデータを閲覧できるのでとても便利です。しかし、実際に不動産屋さんに行くと、「ちょうどイイのが!」なんて言いながら、ネットでは見当たらなかった物件が出てくることがあります。これはどうなっているのでしょうか。不動産屋さんに聞いてみました。





■ネットで探すよりも店に行った方がいい!?



――賃貸物件探しをしていて、実際に不動産屋さんに行くとネットに出ていない物件があったりします。これはなぜなんでしょうか?



それはネットにまだ登録できていません、ということですね。新しく出てきた物件をネットに登録するのに時間がかかりますので。そのタイムラグのせいで、お店に来られた人にしか紹介できない物件があるわけです。



――登録するのに時間かかりますか?



ええ。繁忙期にはかなりの数の物件が「空き」になって、それを1個1個登録するのはけっこう大変です。とにかく人力ですので時間はかかります。



――では実際にお店に足を運んだ方がいいのでしょうか。



住みたい地域や、駅が決まっているのであれば実際に行った方がいいでしょう。住環境を確かめる意味もありますし。ネットに登録される前の掘り出し物件に巡り合えるかもしれません。



■不動産の統一データベースがある! その名は『レインズ』



――こういう賃貸物件などの不動産物件はどこかのデータベースに登録されているのですか?



はい。『レインズ』というシシテムが運用されています。これは国土交通省が運営しているデータベースです。大家さんから不動産業者が物件を預かったら、数日以内にレインズに登録しなければなりません。



――えっ! そんな統一データベースがあるんですか?



はい。元付けの不動産会社しか物件を登録できないシステムになっています。



――「元付け」って何ですか?



元付けというのは、賃貸物件の場合、大家さんと媒介契約を締結した業者のことです。売買物件の場合は、顧客から直接依頼されている業者のことです。仲介業者は「客付け」と呼ばれたりします。



ちなみに媒介契約には「一般」「専任」「専属専任」があります。一般媒介の場合は、例えば売り主さんが望まなければレインズに登録しなくてもいいんですがね。



――そのレインズは一般の人に公開されないのですか?



公開されていません。もし一般の人に公開されてしまうと不動産仲介業が大きな打撃を受けると思います。ちょっと勘弁してほしいです(苦笑)。



データベースに登録される前の物件を見たければ、実際にお店に足を運んだ方がいいようです。それにしても国土交通省がそんなデータベースを運用していたなんて! 皆さんは知っていましたか?







(高橋モータース@dcp)