フランス・パリでは最近、女性のズボン着用を制限する法律が既に法として機能していないと宣言されたが、世界にはまだまだ驚きの法律が存在する。以下は<telegraph.co.uk>が紹介した、"トンデモ法律"の一部だ。

死んじゃダメ!(ノルウェー)
北欧スカンジナビア半島と北極圏のグリーンランドの間にあるスバルバル諸島。ここにある町ロングイェールビーンでは"死ぬこと"が違法。この町は1,000人以上の人口を有する世界最北の町で、永久凍土では遺体が腐敗しない(つまり土に還らない)ことが判明したからだ。そのため墓は、70年前を最後に"新規受け入れ"を中止している。では万が一この町を訪れた際に死にそうになったら? 飛行機で速やかにノルウェー本土に移送されることだろう。

ドリアンの公共施設への持ち込み禁止(東南アジア)
"果物の王様"と称されるドリアン。ブルネイやインドネシア、マレーシアなど東南アジアを代表する果物でもあるのだが、その強烈な臭いゆえにバスや地下鉄、ホテル、空港などでの"消費"は禁止されているという。

トップレスや国王への侮辱は許すまじ!(タイ)
微笑みの国タイ。性転換も珍しくないし何事にも寛容かと思いきや...。外出の際に下着を身に着けないのは違法で、上半身裸で車を運転するのもご法度。タイのお金(紙幣と硬貨)を踏みつけるのもNG! そして国民から愛される国王を侮辱しようものなら、15年の禁固刑が待っている。

夜の用足しは22時まで!(スイス)
スイスを旅するなら、行動に最新の注意を払うべき。アパートで夜10時以降にトイレで水を流すのはもってのほかだからだ。政府としては臭いの公害よりも騒音公害のほうが"反社会的"だと考えているそう。部屋の壁が薄いのか?

ミリタリールック(トリニダード・トバゴ、セントルシア)
日本でも人気のミリタリールック。だがカリブ海を旅行する際には着て行かない方が賢明だ。カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴ共和国とセントルシアでは、軍人やその他の役人との誤認を避けるため、民間人の迷彩服の着用を禁止している。


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