ローソンで販売されている人気商品「からあげクン」が、なんと自宅の電子レンジで調理できるようになりました。食材定期宅配サービス・スマートキッチンで、「レンジDEからあげクン しょうゆ味」が2月2日から販売中。この知らせは、唐揚げ好きを中心に大きな話題となりました。

 子供の頃だけでなく、大人になった今でも唐揚げは、私たちを魅了します。そんな唐揚げと真剣に向き合っているのが、一般社団法人日本唐揚協会。同協会は、「唐揚げが一番好きで唐揚げを食べると幸せになれる人たち」によって組織されており、会員数はなんと15,000人(2012年10月末現在)。会員は「カラアゲニスト」という肩書きを持つことができるといいます。「からあげクン」の監修を行なったり、公式キャラクターの「ピヨからくん」がキティちゃんとコラボレーションしたりと、幅広い活動を行っています。

 そんな変わった協会のことを詳しく紹介した書籍『日本唐揚協会のつくりかた』では、唐揚げの歴史についても学ぶことができます。

 現代の「唐揚げ」が外食メニューに登場したのは1932年(昭和7年)頃で、現在の三笠会館(東京・銀座)の前身「食堂・三笠」でのこと。営業不振の打開策として考案したのが、「若鶏の唐揚げ」でした。

 そもそも唐揚げは日本独特のもの。戦後食料難に備え養鶏場を多く作るという国の政策の下、美味しい食べ方がいろんな形で発展していき、唐揚げも多く食べられるようになりました。なかでも、多くの養鶏場があった大分県北部(中津市・宇佐市)では、特に唐揚げ文化が根付いており、専門店も多く、「唐揚げの聖地」として認知されています。

 ところで、家や居酒屋などで、皆で唐揚げを食べている時、最後の一個が残ってしまい、誰も手をつけないといった場合、どうしていますか?

 日本唐揚協会としては「最後の一個」は、たいへんナイーブな問題として認識しているといいます。関東では「関東一個残し」、その他では「遠慮の塊」などと呼ばれ、他人を思いやる気持ちのあらわれとなっていますが、「ここは思い切って箸をのばして欲しい」と協会は、強気の行動をすすめています。最高のコンディション、美味しい状態で食べることが、唐揚げ目線・料理人目線からして、最も喜ばしいことなのです。

 我先に唐揚げを口に入れるということは、唐揚げ愛の象徴。唐揚げファンを自負している者は、今後は、アツアツの唐揚げに飛びついて、唐揚げへの愛情を表現してみましょう。



『日本唐揚協会のつくりかた-オンリーワンビジネスで成功するための思考法』
 著者:安久鉄兵(一般社団法人日本唐揚協会会長)
 出版社:メタモル出版
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