体の不調は目をみればわかるって本当?








多少の疲労感があっても「体が動くからまだまだ大丈夫!」気力で乗り切ろうとする人もいます。それほど疲れていないだろうと思っていても、少しずつ体調を崩す方向へ進んでいるかもしれません。その時、身体機能を正常に維持するために大切な自律神経系の乱れが生じる可能性があります。





自覚症状がない場合でも、自律神経系のアンバランスにより、体調が乱れやすい状態になっているかを自分でチェックすることができます。それは、目に表れます。鏡で自分の目を見てみましょう。



茶色い円の中央に見える「瞳孔」の変化をチェックします。瞳孔は、目から入る光の量を調整する働きがあり、明るくなると瞳孔は小さくなります。その動きは自律神経系に支配された目の筋肉によるため、ストレスや疲労により自律神経系の働きが乱れると、光が目に入った際の瞳孔の「小さくなる⇔大きくなる」の動きに変化がでるのです。





自律神経系の機能が乱れると、体調を崩しやすくなる可能性があるため、瞳孔をチェックして自律神経系の機能が乱れていないか確認してみましょう。





★方法★

ご自身でのチェックがわかりにくい場合は、他の人にお願いしてみましょう。



瞳孔の変化は、見慣れないとわかりにくいかもしれませんので、比較的体調が良い日と疲れている日とで、その違いをチェックすると目安になります。



1. 鏡を見ながら、ペンライトほどの小さい明かりを、顔(目の高さ)の右横に下向きに当てておきます。(左でもよいです)



2. 右目の横から、右目にパッと光を当ててみましょう。



3. 右目の瞳孔が縮まり、その後大きくなります。その変化をチェックします。



疲労している時やパソコンで目を使った後などは、瞳孔の小さくなるスピードが遅かったり、あまり小さくならなかったり、大きく戻るスピードが遅くなったりといった変化が出ます。



もし、このような変化が見られたら、体調を崩しやすい状態になっている可能性ありです。横になりなるべく体をリラックスさせます。目を閉じてまぶたの上にホットタオルを乗せ深呼吸を繰り返します。なるべく休息をとることが理想的ですが、時間があまりとれない場合は、短時間でも目を閉じてゆっくりとした呼吸を意識して体の力が抜けていく状態に近づけましょう。



(文/檜垣暁子)



■著者プロフィール



檜垣 暁子(ひがき あきこ)

オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド

http://allabout.co.jp/gm/gp/51/

カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。