富野由悠季監督『キングゲイナー』10週年コメント”あれがロボットものか!?”

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2002年9月〜2003年3月までWOWOWノンスクランブル枠にて放送され、今年で10週年を迎えたTVアニメ『オーバーマンキングゲイナー』。

先日には、ブルーレイメモリアルBOXの発売も決定し、スタッフによる10周年コメントが続々と集まっているが、ついに富野由悠季総監督からコメントが寄せられた。

富野監督は、メカニカルデザインの吉田健一と安田朗、キャラクターデザインの中村嘉宏と西村キヌ、音楽を担当した田中公平といったゼロ年代のアニメーションシーンを牽引した新進気鋭のクリエイターの名前を挙げながら、「乱れた男と乱れた女が、寒さを忘れてガンバレば熱くなる。

そういう気合で制作をした」と本作について話している。

コメント全文は以下のとおり。

あれがロボットものか!?乱れた男と乱れた女が、寒さを忘れてガンバレば熱くなる。

そういう気合で制作をした。

吉田・安田コンビに中村・西村が噛みこんで、メカからキャラから創り出し、まだ若いライターも結集してくれて、作曲では田中公平が参加してくれれば、役者だって知った風な組み合わせにはしなかった。

問題はゲームのキングが事件に参加したことで何かがズレていった。

ソー監督にゲーム感覚がなかったせいだろう。

もっとベタベタとキャラクターをいじりまわせれば良かったのだ。

とはいえ、今になって見れば、アナ姫様から誰でも彼でも、毛皮のコートとジャンバーの下は汗かいているだろうという感覚は嬉しい。

その感覚は、十年経ってむしろ生々しく感じる。

アイデアより体力が必要な希有な作品で、もっとも難しいジャンルだということは知っておいていただきたい。

なお、スタッフの10周年コメントは公式サイトにて続々掲載中。

さらに、今回の富野監督のコメントに合わせて、吉田健一、安田朗、西村キヌ、中田栄治ら豪華スタッフ陣による、ブルーレイメモリアルBOXの新規描き下ろしイラストも公開されている。

また、3月23日(土)の東京ビッグサイトで開催される「東京国際アニメフェア2013」では、10周年記念イベント「キングゲイナー祭エクソダス、するかい?」が開催され、富野監督をはじめ、大河内一楼、安田朗、吉田健一が登場する予定。

(C)SUNRISE・BV・WOWOW