「後ろ姿が寂しそう…」と言われたら体に危険が迫っている!?



冗談でも「背中に哀愁が漂っているね〜。後ろ姿が寂しそうだよ」などと言われたら、自分ではすぐに見ることのできない背中だけに、「そんなふうに見えているの?」と気になってしまうかもしれません。





実際のところ、背中を見たり、背中の筋肉を触ってみたりすると、その人の健康状態がわかることがあるため、後ろ姿の評価はあなどれません。哀愁うんぬんは別にしても、背中から受ける印象を健康チェックに役立ててみましょう。



特に背骨を挟んだ縦のラインは反応が出やすく、放っておくと縦ラインの筋肉が張って硬くなり、触るとゴリゴリしたパスタのように変化します。こうした状態が長引くと年齢よりも老けて見られたり、倦怠(けんたい)感や寝つきの悪さ、風邪をひきやすくなるなど、体調の変化が表れることも。



このような症状が出る前にチェックしてみましょう。



□何も意識せずに、さっといすに座ってみましょう。

□アゴが前に突き出た姿勢になっていませんか?

□おへそがつぶれたような姿勢になっていませんか?

□おなかに力が入りにくくなっていませんか?

□背を丸めている方が楽に感じていませんか?

□胸の位置がおへそに近づいていませんか?




ひとつでも当てはまると、哀愁漂う背中にじわりじわりと近づいている可能性アリです。多く当てはまるほど哀愁漂う度が高いですので、体調の変化に要注意です。



上記の項目をリセットするべく、きれいな背中・活気あふれる後ろ姿に近づくためのエクササイズを行ってみましょう。軽度でも疲労を感じた時やお風呂上りに3〜5回試してください。



★カラダにょきにょきエクササイズ

1.軽く両足をとじて、ひざを曲げ、お尻を突出したポーズをとります。この時、顔は正面、上半身はなるべく起こすことがポイントです。



2.そのままの姿勢で、頭の上で両手を組み輪を作ります。



3.右ひじを右骨盤横側に近づけ、右腰脇のお肉をギュ〜っとつぶす意識で、上半身を右に倒します。同様に左側も行います。





4.曲げていたひざを少しだけ伸ばして、その位置で「3」を行います。





5.少しずつひざを伸ばしながら「3」を行い、完全に立位になったら、胸とお尻を前に突き出すように、大きく伸びをしましょう。(両手は組んだまま天井方向へ引きます)深呼吸をするとさらに気持ちよく伸びていきます。







これを毎日くりかえし、1日の疲労のリセットに役立てましょう。効果が早い人では、エクササイズ直後に、立ち姿勢が楽になり、背中がすっと伸びる変化がみられます。「寂しそうな背中」なんて言わせないぞ!というモチベーションUPにもつなげてください。





(文/檜垣暁子)





■著者プロフィール



檜垣 暁子(ひがき あきこ)

オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド

http://allabout.co.jp/gm/gp/51/

カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。