署名ページより。写真中央の光の塊がNGC 6357だ

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地球からはるか6500光年離れたある星雲を、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」にちなんだ名前「まど神星雲」に改名したい――そんな運動が海外ネットで始まり、すでに2000人近い署名が集まっている。

話題を集めているのは、さそり座の「NGC 6357」という星雲だ。別名は「『戦争と平和』星雲」という。

光の形が「まどか」そっくりと話題に

アニメファンの注目を集め始めたのは2013年1月、2ちゃんねるにこのNGC 6357の天体写真が投稿され、その星雲内に見える光の形が「まどか☆マギカ」の主人公・鹿目まどかが魔法少女になった姿(=通称「アルティメットまどか」、ファンの間では「まど神様」とも)に似ている、と評判になったことがきっかけだった。たしかに上下に分かれたピンク色の光の広がり方が、髪をなびかせスカートをひるがえすまどかに見えなくもない。

この話題は海外にも波及し、米ミシガンに住む男性アンドリュー・ジャクアさんの元にも届いた。アンドリューさんは、この星雲こそが「まど神様」が現世に「顕現」した姿であると信じるにいたり、今のように「戦争と平和」などという名前で呼ぶことは彼女への「冒涜」であると宣言、ついには署名サイト「change.org」上で、NGC 6357を「まど神星雲(Madokami Nebula)」に改名するよう求める署名集めを始めてしまった。

2013年2月1日のスタート以来、5日までに海外ユーザーを中心に2000人を超える署名が寄せられている。日本にもこの運動が知られると、「早速サインしてきたぜ」と参加する人が見られた。

目標は2500人で、集まった署名は国際天文学連合などに届けられる予定だ。