高校生の6割が「貯金している」--将来不安なことは「就職」「進路」が多数

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消費者教育支援センターと生命保険文化センターはこのほど、共同で実施した「高校生の消費生活と生活設計に関するアンケート調査」の結果を発表した。

同調査は、2012年7月に行われ、全国の高等学校1年生・2年生3,213名(81校)から有効回答を得た。

同調査で、お小遣いの有無を尋ねたところ、「定期的にもらっている」と答えた割合は52.9%、「その都度もらっている」は22.3%で、合わせて4人に3人がお小遣いをもらっていた。

反対に「もらっていない」は24.7%だった。

1カ月にもらっている金額は、平均値で4,584円、中央値は4,107円。

中央値で見た場合、男子は4,140円、女子は4,189円とほぼ同じ金額だったが、学年では1年生が3,831円、2年生が4,574円と両者の間で743円の差が付いた。

貯金の有無について聞くと、「目標はないが、貯めている」は39.3%、「目標があり貯めている」は21.0%で、合計60.1%が貯金をしていることが判明。

貯金の目的としては、「買いたいものがあるため」「進学のため」「遊び・旅行のため」などが多かった。

一方、「貯めたいが、貯められない」は28.8%、「貯めようと思わない」は0.9%だった。

お小遣い帳の記録を「つけている」は5.3%、「ときどきつけている」は5.2%。

それに対して、「つけたことがない」は61.1%、「以前つけていたが、今はつけていない」は28.5%となった。

アルバイトの経験について調べたところ、「家計を助けるためにしている(していた)」は2.8%、「自分で使うためにしている(していた)」は10.6%。

それに対して、「してみたいが、したことはない」は65.0%、「したことはないし、やりたくはない」は21.5%だった。

アルバイト経験がある高校生の1カ月の収入金額は、平均値で3万6,485円、中央値で3万1,967円だった。

インターネットでの購入経験がある高校生は33.1%(「よく買う」「ときどき買う」の合計)。

購入時の支払い方法のうち、最も多かったのは「代引き」(1年生53.7%、2年生60.4%)で、以下、「コンビニエンスストアで現金払い」(同38.0%、同46.9%)、「保護者のクレジットカード」(同35.5%、同27.2%)と続いた。

「お金や生活設計(ライフプラン)」について、「学んだことがある」は21.8%。

一方、「学んだことがあるが、覚えていない」は17.1%、「学んだことがない」は17.2%、「よくわからない」は43.9%となった。

将来不安なこととしては、「就職」(男子62.6%、女子61.4%)と「高校卒業後の進路(同49.8%、同60.6%)が多数を占めた。

男女別に見ると、男子は「交通事故」「特にない」が女子より多かったのに対し、女子は「高校卒業後の進路」「地震などの自然災害」が男子より多かった。