香港名物「ワンタン麺」はワンタンなしが当たり前!?

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香港といえばワンタン麺が有名! そこで、1946年創業の香港の名店「何洪記粥麺専家」に赴き、人気メニュー「正斗雲呑麺」(35香港ドル・約410円)を注文。

昼時が近づくにつれて席が埋まり、次第に行列ができてきた。

さあ、名店のワンタンを食べるぞ! と待ちわびて出てきたその料理は、な、な、なんと、ワンタンが入ってないではないか! というか、何も具が入ってない……。

まさか素ラーメン??自分が注文を間違えたはずはない。

店が混んでいるので、きっと店員が忙しさゆえに注文を間違えたに違いない。

これはクレームを入れなければ! と思っていると、不審がる筆者に対して「ワンタンは麺の下に入っていますよ」と現地のガイドさんが一言。

えっ、下に入っている!? 麺を持ち上げてみると、確かに麺の下からプリプリ食感のエビ入りワンタンが3つも出てきた。

しかし、なぜこんなことになっているのか。

現地ガイドさん曰く、「昔ながらの麺屋さんは、麺がのびないようにワンタンを麺の下に入れているんですよ」とのこと。

なんだ、そうだったのか……。

店員に文句言わなくてよかった。

とはいえ、ワンタンが麺の下にあると食べにくいので、麺の上にのせなおしていただいたのが、やはり本場の味というべきか。

ツルリとしたワンタンに包まれたプリプリのエビと麺を食べていくと、あまりのおいしさにあっという間にたいらげてしまった。

もう1杯ぐらいいけるんじゃないかと思い、牛バラがのった「柱候牛ナン麺[ナンは月に南]」(38香港ドル・約445円)を注文。

こちらはあっさりめのスープに濃厚な牛バラが好相性でクセになる。

肉がゴロゴロ入っているので、結構なボリューム。

満足度も高い。

ただ、麺を2杯も食べるとさすがにおなかが苦しい。

でも1杯だけだと物足りない……。

そのため、現地の人は麺にサイドメニューを頼むのが一般的なのだとか。

サイドメニューには、ゆでた青菜をたっぷりのオイスターソースでいただく「油菜」(27香港ドル・約316円)がおすすめとのこと。

グルメの町・香港はいろいろな名物料理があって、ついつい食べ過ぎてしまいそう。

ただし、ワンタン麺を頼んでワンタンが見当たらなくても慌てないように!●information何洪記粥麺専家住所:2 Sharp Street, Causeway Bay営業時間:11時30分〜23時30分定休日:旧正月アクセス:銅鑼湾駅から徒歩2分※記事中のデータは、すべて取材時のもの