インテルFWアントニオ・カッサーノの攻撃に、『ミラン・チャンネル』が反論した。同選手は先日、「ほかがオレたちに追いついた? 彼らが最初にひどかったという意味だよ。でも、それは騒がれない。だけど、インテルがうまくやらないと騒がれる」とコメント。これに、ミランの公式チャンネルある『ミラン・チャンネル』のディレクター、マウロ・スーマ氏がこう応えている。

「カッサーノは我々のことを『ほか』と呼んだ。去年、彼が病院にいるときに我々があれだけのことをしたのに、だ。私は、誰かがカッサーノに言って、彼はそれを繰り返したのだと確信している。ミランがうまくいかなかったときに見過ごされなかったなどというのは、あまりに受け入れられないことだ」

スーマ氏は、序盤戦でマッシミリアーノ・アッレグリ監督が批判されていたことを示すために、そのときのメディア論評も持ち出した。

勝ち点で並んだこと、FWマリオ・バロテッリ移籍の効果、そしてカッサーノの発言をめぐる応酬。この3つがあれば、次のダービーは火花が散ることになるだろう。次回のミラノダービーは24日だ。

なお、ミランはこの日休日となったが、FWジャンパオロ・パッツィーニのコンディションに関する知らせが届いた。3日のウディネーゼ戦で試合前のウォームアップ中に負傷した同選手は、右内転筋を痛めているとのこと。週末に再び検査を行うとクラブは発表した。いずれにしても、パッツィーニは次節カリアリ戦を欠場するだろう。