シリーズ25作目の劇場版『アンパンマン』のテーマは「復興」から「希望」へ

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子どもたちに人気の国民的アニメ『アンパンマン』のシリーズ通算25作目となる劇場版作品『それいけ! アンパンマン とばせ! 希望のハンカチ』が7月6日より全国公開されることが6日、明らかになった。

昨夏に公開され、『アンパンマン』映画史上としては歴代2位の大ヒットを記録したシリーズ24作『それいけ!アンパンマン よみがえれバナナ島』に込められた思いは、3.11の東日本大震災で傷ついた子どもたちへ向けられた”復興”だったが、今回のテーマは”希望”。

原作者のやなせたかしは、前作が完成するやいなや”希望”をテーマに本作『とばせ! 希望のハンカチ』の製作に取りかかった。

やなせは、東日本大震災において、7万本もの松林が震災で10メートルを超える大津波にのみ込まれ壊滅しながらも奇跡的に1本の松だけが倒れずに残り、震災直後から復興のシンボルと捉えられた「希望の松」に感銘を受け、本作の構想にしたという。

彼はこの「希望の松」をモチーフに姓名の強さや尊さを歌にして、CDと歌詞の入ったハンカチを寄付。

その売上は同市に義援金として寄せられている。

ストーリーについては明かされていないが「ハンカチを三角に折って端を持ち、もう片端を自分の隣の人に持ってもらえれば、すべての人がつながることができるのだ」というやなせの言葉どおり、希望にあふれながらも明るく楽しい作品に仕上がっているという。

なお、同時上映作品は『みんなで てあそび アンパンマンといたずらオバケ』。

映画に合わせて手拍子したり、リズムに合わせて踊ったり、子供たちが劇場で参加し、一緒に楽しめる作品を目指して、製作を進めている。

(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV ©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2013