スタイライフが、生活雑貨の卸売り事業を手がける子会社ノーマディックの全株式をサマンサタバサジャパンリミテッド(以下、サマンサタバサ)に譲渡すると発表した。グループ全体で事業規模の拡大に取り組んできたが、ノーマディックの今後の業績回復と成長を視野に譲渡を決めたという。2月4日にはファッション分野のEC強化を狙い、楽天がスタイライフの普通株式と新株予約権の公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化することが発表されている。

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 バッグやポーチ、収納アイテムなどを取り扱うノーマディックは、スタイライフが2007年7月に連結子会社とし、生活雑貨事業の中核として展開してきた。 両社はスタイライフが持つeコマースのノウハウを活用してノーマディックの収益機会の増大を図るなど、相互の資産やノウハウを活用して施策に取り組んできたが、システムトラブルや商品生産の遅れといった業績の低迷を受けてサマンサタバサに全株式譲渡を決定した。

 バッグ商品を含め幅広い分野で事業を展開しているサマンサタバサは、2013年春夏からゴルフウェアの新ブランド「NO.7 Samantha Thavasa(ナンバーセブン サマンサタバサ)」をスタートさせるなど、新業態の開発を拡大させている。ノーマディックとサマンサタバサは昨年からコラボレーションブランド「MASTERKINGZ by Samantha Thavasa × Nomadic」を販売しており、すでに両社の特徴を活かした連携を開始。今後、スタイライフは主力のファッションコマース事業の抜本的な立て直しに資源を集中し、業績の回復を目指すという。

■スタイライフ
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