インテルFWアントニオ・カッサーノが4日、『スカイ・スポーツ』で、シエナ戦での黒星について「オレたちのプレーは悪かった。それが現実だ。シエナは勝利に値した。オレたちは自分たちのポテンシャルを引き出さなければ」と語った。だが、同選手は「危機」という言葉を聞きたくないようだ。

「話すのは正しいことだし、必要なときは責任を負わなければいけない。オレはあまり話さないけど、今は話すことが正しい。全員が、インテルは死んだとしている。でも、インテルはチャンピオンズリーグ(出場圏)に勝ち点3差だぜ。ヨーロッパリーグではベスト32に進んだ。コッパ・イタリアでは準決勝セカンドレグを残しており、まだファイナルに進むことができる」

「ほかのチームがオレたちに追い付いた? それは、彼らが最初にすごく悪かったということだ。でも、それは言われない。逆にインテルは悪いと言われる。まあ、いいさ。オレはそれも受け入れる。この状況は好きさ」

「オレたちは素晴らしいクオリティーの選手を2、3人加えた。彼らはオレたちに手を貸せるはずだ。でも、昨日のオレたちのプレーは悪かった。シエナは勝利に値した。今はあまりうまくやれていない。強い気迫で抜け出さなければいけないね。全員、特により優れた選手がより多くを出すことで」

「どうリスタートするか? そのレシピは知らない。15年前からサッカーをやっているけど、レシピなんてない。今、この瞬間、パーソナリティーのあるヤツがより多くを出さなければいけないんだ。そして、ほかのヤツはそれについていかなければいけない。それだけさ」

攻撃陣も「より多く」を出さなければいけない。

「オレは3カ月ゴールを決めていなかった。ディエゴ(・ミリート)がケガをして、ロドリゴ(・パラシオ)はかわいそうに、一人で何試合も戦わなければならなかった。オレはもっと後ろでプレーするから、彼は一人で囲まれることが多いんだよ。でも、攻撃の問題とは思わないし、失点も守備の問題とは思わないね。バランスの問題だよ。オレたちは解決策を見つけなければいけない。オレは確信している。監督はオレたちよりも、オレたちが見つけなければいけない解決策を知っているとね」

チームが指揮官を大きく助けることも求められている。

「オレは何年もプレーしているけど、これほどのグループは見たことがない。とても謙虚な選手たち、カンピオーネたちだ。それが若手のために尽くしている。このグループの素晴らしさだ。本当に好きだよ。以前はミラノのことも好きじゃなかったけど、今はインテルに来てからミラノも好きさ。それからも、ここがどんな居心地良いかが分かるだろ」

「でももちろん、今のこの時期を抜け出さなければいけない。特に、素晴らしいクオリティーを持った、素晴らしい人間たちだね。そして、ここにはそういう人間がたくさんいる」