向後の7日株:出遅れ修正に乗る!PBR0.57倍の旧財閥系低位株!(563X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

三菱製鋼 (5632)が今日の注目銘柄!

三菱グループの出遅れ低位株として同社に注目します。昨年来高値は12年3月27日の295円ですが、2月4日終値は187円に過ぎません。また、日足チャートでは、ジリ高トレンドを継続しており、テクニカル的な買い安心感があります。さらに、4日終値187円でのPBRは0.57倍と、解散価値の1倍を大きく下回り、旧財閥系銘柄であることを考慮すれば、資産面でも非常に割安な点も魅力です。

同社は、特殊鋼鋼材事業、ばね事業、素形材事業、機器装置事業などを展開しています。ばねメーカーとしては、国内唯一の素材から製品まで一貫して製造しており、約1世紀の豊かな経験を持ち、あらゆる分野で高い信頼を得ています。

なお、昨年10月19日に、13年3月期第2四半期連結業績について、中国建設機械市場の回復の遅れや、円高による輸出低迷により、特殊鋼鋼材事業の売上高及び損益が予想値を下回る見通しとのことで、業績下方修正をしました。
また、通期業績についても、特殊鋼鋼材の需要低迷が続き、顧客の在庫調整も受け、さらにばね事業の中国工場においては日系顧客の減産もあり、売上高及び損益が予想値を下回る見通しを受け、下方修正と、減配を発表しました。

修正後の13年3月期通期連結業績は、売上高は1000億円(前期比、24.7%減)、営業利益は26億円(同、76.6%減)、経常利益は20億円(同、81.4%減)、当期純利益は9億円(同、71.6%減)の見込みで、1株当たりの年間配当は2円(中間期1円・期末1円)の予定です。

確かに、足元業績は苦戦中ですが、これに関しては、昨年11月14日の安値131円で、すでに株価に織り込み済みとみてよいでしょう。

日足チャートをみると、株価は堅調に上昇トレンドを継続させ、200日移動平均線(4日現在、174円)を上抜けました。週足では、13週移動平均線(同、164円)と26週移動平均線(同、156円)はすでにゴールデンクロスを達成しています。4日終値は187円で、52週移動平均線(同、190円)を視野に捉えています。目先は、出遅れ修正により、週足ベースの一目均衡表の雲下限(同、200円)、雲上限(同、222円)を突破し、昨年3月27日につけた昨年来高値295円を目指す展開を想定しています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。