無香料なのに変な香りがするのはなんで?


芳香剤や整髪料などの商品によく記載されている「無香料」。無香のくせになんか変なにおいがする・・・そんな経験ありませんか?



実は、無香料と表示された製品は、「香料」が使われていないという意味なんです。

その製品の原料にニオイがあるなら、その原料のにおいを感じることがあるのでしょう。



例えば、化粧品にも原料独特のニオイがあるため、その不快なニオイを隠すために心地良い香りに変えるような香料が使われていることが多いんです。

香料には、ある種の香りを消すマスキング効果や、防腐剤としての効果を持つものもあります。



原料のニオイを抑えて香りを感じないように調整したものは「無香性」と表示されています。原料のニオイが気にならないようにするための香料が配合されているというわけ。



それから、ほのかに香るものは「微香性」と表示されています。

でも、香りの感覚はひとそれぞれなので、微香性であっても香りが強く感じることがあるかもしれませんね。



化粧品や整髪剤、洗剤などに使われるものは「香料」「フレグランス」と表示されることが多く、食べ物の香りについては、香料ではなく「フレーバー」と表示されることが一般的。

また、香料には天然と合成の2種類があります。



天然の香料は、食品衛生法により「動植物より得られる物またはその混合物で、食品の着香の目的で使用される添加物」と定義され、実際に使える動植物名612品目が「天然香料基原物質リスト」に記載されています。

一方、合成の香料は、化学反応を利用して作られる香料。合成香料の種類は既に3000を超えると言われているのだけれど、世界市場で流通しているのはおよそ500種程度。

アニスアルデヒドやアセト酢酸エチル、アセトフェノンなども芳香目的で使われている化合物の一種です。



香料による接触アレルギーが増えているだけに、製品の成分表示は注意して見ておきたいですね。



(ビューティ&ダイエット編集部)