向後の7日株!調整終了!高値更新+出来高急増で追撃買い!インフラ安全対策で需要拡大期待の大手塗料株!(461X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

大日本塗料(4611)が今日の注目銘柄!

東日本大震災や中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故を受け、インフラの維持改修の重要性が改めて注目されています。そこで、重防食塗料のリーディングカンパニーで、住宅建材用などに強みを持つ、塗料大手の同社に注目します。

同社株については、東証が1月31日付で日々公表銘柄指定を解除しました。そして、2月1日の出来高は1624.1万株と、前日比約16倍に急増すると同時に、株価は急騰、1月10日の169円をブレイクし、一時173円まで買われ昨年来高値を更新しました。昨年12月中旬から今年1月10日までの株価上昇の調整は一巡し、追撃買いの好機とみています。

なお、昨年発生した笹子トンネル天井板崩落事故について、国土交通省が、トンネル最上部のコンクリート壁に残ったボルトに対し、引き抜き試験を実施した結果、接着剤が一部にしか残っていないボルトが複数見つかっていたことが、1日にわかりました。ちなみに、同社が手掛けている、コーティング技術によるコンクリート片はく落防止工法は、日本道路公団の規格に適合し、インフラ安全対策強化として需要拡大が期待されています。

一方、業績面では、13年3月期第2四半期において、国内塗料事業は、主力の構造物塗料分野、建材塗料分野が復興需要もあり、好調に推移しました。海外塗料事業においても各国ごとの主力分野が好調で復調傾向にあるとのことです。通期連結業績は、売上高は715億円(前期比、1.8%増)、営業利益は30億円(同、13.7%増)、経常利益は24億円(同、7.3%増)、当期純利益は14億円(同、1.3%減)の見込みです。

また、昨年12月には、ニッポ電機株式会社を100%子会社とし、照明機器事業の生産拠点の再編成、営業力の強化を進めています。さらに、13年1月1日に大日本塗料販売株式会社、東京ケミカル株式会社、大阪ケミカル株式会社、九州ケミカル株式会社を吸収合併し、受注業務のスリム化とスピードアップならびに管理コストの軽減を図るなど、積極的な事業再構築を進めている点も評価します。

日足チャートをみると、1日の上昇は時間調整の終了のサインにみえます。さらに、この上昇により、昨年来高値を付け、需給が劇的に改善した可能性が高い点が強調材料です。

週足チャートをみると、26週移動平均ベースのボリンジャーバンドで、すでにエクスパンションが発生しており、中期上昇トレンドが発生している様子が窺えます。さらに、月足ベースの一目均衡表で「三役好転」が実現しています。短期・中期・長期のテクニカルが買いを示唆しており、スケールの大きな相場に育つ可能性が非常に高いと考えます。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。