薬物使用のランス・アームストロングが歌う、レディオヘッド「Creep」 写真:vimeo.com

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先日ドーピング(禁止薬物の使用)を認め、渦中の人となったランス・アームストロング。ツール・ド・フランス7連覇をはじめ自転車レース界に数々の功績を残してきた彼だが、この件で友人の俳優マシュー・マコノヒーも激怒したなど怒りと落胆の声が続出しているが、今度はパロディのネタにされてしまったようだ。

<mirror.co.uk>によると、ランスは米人気司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューで薬物の使用を告白。ツール・ド・フランスで優勝するために使ったと認めている。

それを見ていたオランダ人のビデオ編集者が、ランスやオプラが実際に発した言葉を繋ぎ合わせ、レディオヘッドの名曲「Creep」のビデオを作成。堕ちたスター選手に対する世間の想いを、いみじくも表現した1本となった。

【映像】ランスやオプラの言葉を繋ぎ合わせて作られた、ランス版「Creep」。冒頭の男性は米反ドーピング機関のトラヴィス・タイガート会長


映像では「傷ついたって構わない コントロールしたいのさ 完璧な肉体に非の打ちどころのない魂が欲しい わかってほしいんだ オプラ、君は特別だから」といった感じで歌詞として繋げられている。

そしてサビの「だけど俺はクズ野郎 気味の悪い奴なのさ 俺は一体何してるんだ? ここは俺の居場所じゃない(But I'm a creep...)」に。しかも"気味の悪い奴(Creep)"の部分はしっかりとオプラに言われるというオチまでついてくる始末。また「俺は一体...」の部分はやや変えられていて、オプラに「アンタここで一体、何やってんのよ!」と言われているかのようだ。

ネット上では「よくできてるよ!」「LMFAO!(大爆笑)」など、肯定的なコメントが多く寄せられたこのビデオ。ランス本人はどう思うだろうか...。

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