「インテルが3位にふさわしいか? もちろん我々は1位を狙っているよ」。インテルのマッシモ・モラッティ会長は、1月の補強を終え、このように冗談めかしてコメントした。

インテルはMFヴェスレイ・スナイデルをガラタサライに、MFフィリペ・コウチーニョをリヴァプールに放出したが、すでに加入していたFWトンマーゾ・ロッキのほかに、MFマテオ・コバチッチ、MFズドラフコ・クズマノビッチ、MFエセキエル・スケロットを獲得した。さらに、GKサミル・ハンダノビッチの控えとなるGKフアン・カリソも加入。来季からの登録だが、若手DFディエゴ・ラクサールも確保している。

モラッティ会長を興奮させているのは、クロアチア人のコバチッチのようだ。

「コバチッチは特別な選手だ。強くて若い。彼は我々のプロジェクトに必要なすべてを持っているんだ。10分間会ったけど、彼はとても幸せそうだった。私も同じだったよ。彼は完成された選手だ。新しい何かをもたらすから、彼を見るのは興味深いね」

また、ほかの新加入選手たちについて、モラッティ会長は次のように述べている。

「チームのプレーに役立つような選手たちを獲得した。我々は右サイドの強化を必要としていたが、監督が望んだ補強の代表がスケロットだ。一方、クズマノビッチには経験がある。彼はまだ若いがね。今日の練習で彼を見た者からは、とても満足だと言っていたと聞いているよ」