自民党大勝の是非は置いておいて、相場の安倍期待モードは大歓迎!あっという間に日経平均1万円台乗せ、キター!!!主要株はもちろん、バカバカ上がる銘柄がめじろ押しで編集部員もウキウキですっ♪


衆院選での自民党圧勝を受けて、日経平均は1万円台を回復した。安倍首相は金融緩和と大型公共事業を突破口に脱デフレを実現すると説くが、株式投資となれば話は別。景気敏感株のV字回復以外にも、ディフェンシブ銘柄の1割高、2割高を狙うのもおもしろそうだ。

1〜3月は年度末のため、配当銘柄が注目されるタイミング。配当取りといえば電力株と鉄道株が双璧だが、今期は電力各社が相次いで無配に転落したため、配当狙いの安定銘柄買いは鉄道株に集まりやすいだろう。

また、電力株は原発の早期再稼働と来期の黒字浮上を織り込む形で底を打ったが、日々の値動きが比較的荒くなっている。再稼働に伴う震災対策費負担も重いため、今3月期末に限っては、配当取り投資に好適とは言いがたい。

一方、東証の情報開示ルールでは、期初予想に比べて売上高で10%以上、営業・経常・最終損益で30%以上の違いが確実になれば、業績予想を修正が必要になる。

ところが、鉄道会社は業績予想が立てやすく、電機や金融機関のように、期中の大幅な業績上方修正はほとんどない。3月期末決算でようやく期初予想を上回ったことが判明するケースが多い。

鉄道大手各社の今期業績は、JR3社が増収増益予想となっているほか、私鉄大手各社も業績が軒並み上向き基調にある。3月期末の着地点は期初予想値を若干上回る業績になりそうだ。

市場の注目を集めているのはJR東日本だ。主要駅の再開発事業など鉄道関連事業の好調がしばしば話題になるが、株価には相当部分が織り込まれている可能性がある。

関連事業への期待という観点からなら、東京急行電鉄が魅力的だ。渋谷駅前の再開発が進んでおり、中長期的な不動産事業の収益アップが予想される。今年度の上半期(2012年4〜9月)が減収減益だったため、株価が低めに放置されていることも投資妙味を増している。

本業の鉄道事業では、京成電鉄の着実な旅客増が予想される。特に成田空港の再拡張のニュースには注目したいところだ。関西私鉄では、円相場の軟化による名古屋経済圏の復調を前提に、名古屋鉄道をマークしておく。


この記事は「WEBネットマネー2013年3月号」に掲載されたものです。