突然の衆議院解散と自民党・安倍総裁の発言でみごとに?年末株高アノマリー〞を体現した日本株。為替の円安傾向を追い風に、2012年5月以来の「9200円の壁」を突破し、9600円も目前!久々の上げ潮ムードをキャッチする銘柄をどうぞ!!


今年は巳年で、?実を結ぶ年〞とされていて、ベビーブームの到来が予想されている。赤ちゃん関連といえば育児用品大手のピジョンにまず注目したい。

ピジョンは、国内ではベビーから幼児層への対象拡大で少子化のハンディをはね返す一方、アジアを成長の第2エンジンとして位置づけ、市場開拓を進めている。

特に中国は沿岸部の新興富裕層や中間層への浸透に成功し、安全で高品質の日本ブランドとして人気を集めている。現地生産にも乗り出し、利益率も高まっているところだ。

この会社はもともと慎重な経営姿勢で知られる。業績予想も控えめなようで、2013年1月期は業績予想をすでに2回も上方修正した。来期も今期に続いて売上高、営業利益など各種業績項目が過去最高を更新しそうだ。

株価は上昇トレンドにあるが、成長性を織り込みきれていないと思われ、さらなる値上がりが期待できそうだ。

株業界の番猫・みけこさんの兜町キャッツアイ
第57話 日銀の包囲網突破作戦は?

ネズミ「ガブッッ」、わたし「ミャ〜」。「窮鼠(きゅうそ)、猫をかむ」ってことわざ、知ってるかにゃ? ネズミだって追い詰められると、猫にかみついてくるって意味なんだけど、あれ、痛いんだにゃあ。

でもって今、追い詰められているのが日銀。2012年12月の選挙で自民党が圧勝して、困ったことに政府の思い通りに金融緩和しない日銀の首輪をコントロールするため、安倍首相は政権復帰前から日銀法改正を公言してきたんだにゃ。

今まで日銀の独立性が尊重されてきたけど、法改正されたら太い首輪とヒモを付けられるようなもの。猫じゃなくても首輪は嫌だろうにゃあ。

日銀もその辺はよくわかってて、あちこち“ご説明”に回っているみたい。特に頼っているのが公明党。自民党と連立してるけど、日銀法改正にはどちらかといえば反対みたい。そこに目をつけて、幹部が口説いているようだにゃ。

ただ、財務省みたいな中央省庁と違って、日銀は政治との全面対決はしないし、世論に訴えるのもあんまり上手じゃない。しかも、猫じゃないから、安倍さんにガブッとかみついて窮地を脱するわけにもいかない。手を貸して上げても役に立たないだろうし、困ったにゃあ……。


この記事は「WEBネットマネー2013年2月号」に掲載されたものです。