草なぎの流ちょうな韓国語に注目集まる 日韓合作演劇記者会見

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今から100年前の植民地時代の朝鮮半島を舞台に、日本人と韓国人の愛や交流を描いた演劇『ぼくに炎の戦車を』の韓国公演が、30日からスタートした。

同日にはソウル市内の国立劇場で記者会見が行われ、主演のチャ・スンウォン、SMAPの草なぎ剛、広末涼子、香川照之が作品に対する思いを語った。

草なぎ剛はまず始めに、「こんにちは。お越し下さいましてありがとうございます。できる限り頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と韓国語で挨拶し、注目を集めた。

草なぎが韓国語を話せることは韓国でも有名で、“チョナンカン”というニックネームもよく知られている。そんなチョナンカンが話した韓国語は、同国の記者たちの印象に残ったようで、「チョナンカン『韓国舞台に立つのが夢だった』流ちょうな韓国語“注目”」(CNBNEWS)などと伝えた。

また記者会見では、「韓国と日本は隣国なので、友情を築くことが重要だと思う。良い友情が築けるということを、演劇を通じて観客も一緒に感じてくれたらうれしい」とも発言。歴史問題や領土問題をめぐり日韓関係が冷え込んでいるため、友情を通じて両国の関係が改善されることを願った。

この日の初公演では、スタンディングオベーションが5分間以上も続くという、韓国では異例の出来事もあった。そのため広末は、「こんなに総立ちで拍手される舞台に立ったのは初めて。演技を初めた甲斐を感じた」と話した。

参照:ぼくに炎の戦車を
参照:newsway

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