向後の7日株!:円安と中国景気回復で恩恵!力強い値動きを継続する大手機械株(630X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

コマツ (6301) が今日の注目銘柄!

29日に13年3月期業績予想の下方修正を発表し、翌30日の株価は下落スタートも、悪材料出尽くしとして、売り一巡後に押し目買いで上昇に転じました。
この強い値動きの同社に注目します。

建設機械・車両部門において、主として燃料炭価格の下落等の影響を受け、同社の販売シェアが高いインドネシア市場で鉱山向けの大型機械・中小型の建設機械の需要減少が影響し、修正後の13年3月期通期連結業績は、売上高は1兆9200億円(前期比、3.1%減)、営業利益は2300億円(同、10.3%減)、税引前当期純利益は2220億円(同、11.1%減)の見込みです。

第4四半期の為替レートは、1米ドル=88円、1ユーロ=115円、1人民元=14.1円で、通期平均では、1米ドル=82円、1ユーロ=106円、1人民元=13.0円です。

足元の円安が業績を押し上げるのは、早くても13年1〜3月期以降とみられていますが、同社の為替感応度は、ドルは1円当たり58億円、ユーロは同4億円と、押し上げ効果が高い点は非常に魅力的です。

また、中国国家統計局が27日発表した工業企業の利益は、3カ月連続で2ケタ増を確保し、世界最大の建機市場である中国の経済回復期待が高まっています。これもポジティブ材料です。

日足チャートをみると、昨年10月10日につけた安値1439円を目先底として、堅調に推移しています。足元は、25日移動平均線(30日現在、2269円)が強力なサポートとして機能しています。
30日終値は2437円で、次の節目である昨年3月23日の週につけた高値2512円は、すでに射程圏内です。足元の強烈な円安トレンドの発生を受け、この2512円をブレイクし、今後も同社の株価の上昇トレンドも継続させるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。