あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断 (6) 27歳独身の男性会社員、手取りは22万円。寮を出た後はどう暮らせばいい?

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連載コラム『あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断』では、相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。

【相談内容】現在は会社の寮で暮らしていますが、近々寮を出て一人暮らしを始めます。

給与はなかなか上がらず、住居費は今の約6倍増に。

これからの生活費について、どのあたりを見直し、どう対応していけばいいですか? 【プロからの回答です】食費と日用品費で7万円超というのも少し多いので(平均は5万円弱)、リッチに飲んだ次の日はスーパーで栄養バランスのとれた弁当を安く買う、外でばかり飲まず、鍋をつつきながら家飲みするなど、内食、中食を取り入れて2万円を目標に減らしてみましょう。

家賃についても再考の余地があります。

住居費の割合について収入の3割が目安という人もいますが、実際は2.5割程度でないと厳しいと思います。

給与から計算すると岡本さんの場合6万円が妥当ではないでしょうか。

東京での住まいさがしという点や、契約後の変更と難易度が高いリクエストかもしれませんが、変更できれば、家賃補助も含めて月3万円の余裕が生まれます。

(※詳細は以下をご覧ください)確かに現在の生活では赤字ですね。

しかし、家賃以外を家計調査の平均値にあてはめると、月給で2万円ほど余裕ができる計算になりますから、赤字にならず生活していくことは可能です。

まず、譲れないことの優先順位を付けてみましょう。

「なんでも我慢」や「なんでも節約」では、生活に楽しみがなくなってしまいますし、長く続きません。

優先順位が低いものは平均以下を目指し、浮いたお金で優先順位の高いものに使いましょう。

貯蓄するお金に名前を付ければ、効率よく貯蓄していくことができます。

目安として総務省の家計調査(23年度)を参照しました。

かい離の大きいところから見てみましょう。

趣味娯楽費の平均は23,270円。

岡本さんは月5万円+ボーナスで30万円使っていますから、平均に合わせるだけで年間60万程度余裕が生まれる計算になります。

被服費の平均は9,784円。

岡本さんは月18,000円+ボーナスで10万円使っていますから、これも平均にするだけで年間20万円のプラスになります。

食費と日用品費で7万円超というのも少し多いので(平均は5万円弱)、リッチに飲んだ次の日はスーパーで栄養バランスのとれた弁当を安く買う、外でばかり飲まず、鍋をつつきながら家飲みするなど、内食、中食を取り入れて2万円を目標に減らしてみましょう。

自炊というのはリズムに乗ってしまえば割安ですが、独り暮らしでたまにしか作らない場合は割高になってしまいます。

車両費はガソリン代を月1万円、あらたに加わる水光熱費を1万円以内と仮定すると、今までの試算で2万4千円の余裕が生まれます。

優先順位の高いものにお金を使うのは、この範囲でということになります。

ボーナスはご褒美で使う金額を決めておき、それ以外は貯蓄していきましょう。

ボーナス時の車両費がローンだとしたら、金利が高いはず。

生活費半年分程度の貯蓄を手元に残して一括返済できるなら、してしまいましょう。

家賃についても再考の余地があります。

住居費の割合について収入の3割が目安という人もいますが、実際は2.5割程度でないと厳しいと思います。

給与から計算すると岡本さんの場合6万円が妥当ではないでしょうか。

東京での住まいさがしという点や、契約後の変更と難易度が高いリクエストかもしれませんが、変更できれば、家賃補助も含めて月3万円の余裕が生まれます。

貯蓄は、万が一の時の貯蓄と目的を持った貯蓄に分かれます。