日本通運が、イタリア・大手物流企業Franco Vago社の買収を発表した。日本通運は、2月中旬を目処にFranco Vago社の全株式を取得予定。Franco Vago社はハイファッションブランドなどの衣料品関連物流事業を主力としている。

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 日本通運は今回の買収により、国内企業に向けたアパレル関連物流事業をより強化するとともに、アジア地域をはじめとした新興国でアパレル関連物流事業の展開を拡大していく方針。日本通運の広報担当者は今後について、「Franco Vago社のノウハウを活用してネットワークを拡充し、外資を中心とした企業の取り込みも図っていく」と話している。株式譲渡に関しては、現地法人の欧州日本通運とFranco Vago社の間で25日付けで契約を締結。取得額は「公表していない」という。

 Franco Vago社は1981年に設立され、フィレンツェを本拠地に事業を展開。Franco Vago社はイタリア国内をはじめ、中国、米国を含む世界各地26ヶ所に拠点を設けており、最近の事業年度における連結業績は売上高1億7,600万ユーロ(約202億4,000万円)を計上。従業員は、2011年12月末時点で487名が在籍している。