地方によって呼び方が変わるもの




「難波(なにわ)の葦(あし)は伊勢(いせ)の浜荻(はまおぎ)」なんて言葉があります。大阪で「葦」と呼んでいる植物も三重県に行けば「浜荻」と呼ぶ。つまり「ところ変われば呼び名も変わる」というわけです。同じものでも地方での呼び方が変わるものを調べてみました。





■ゴミステーション



北海道では家庭ごみの集積所を「ゴミステーション」と呼びます。北海道出身者が上京して「通じない!」と驚いているのを見たことがあります。



■きみ



「とうもろこし」のことで、主に青森、秋田、岩手で使われるようです(北海道南部でも)。「とうもろこし」の呼称は全国各地でさまざまです。例えば、北海道では「とうきび」が多いですが、九州の一部地域でも同様の呼び方が使われるようです。



■がんもどき



肉の代用品として考え出された豆腐の加工食品ですが、関西ではこれを「飛龍頭」(ひりゅうず)と呼びます。「ひりゅうず」ではなく「ひろうす」「ひりょうず」などと呼ぶこともあります。



■まむし



江戸時代に江戸で生まれて、全国に広まり、今や高級料理になった「うなぎのかば焼き」。近畿圏では「うなぎ」のことを「まむし」と呼びます。なぜ、そう呼ぶようになったのかは諸説あります。



うなぎめしの「鰻飯」(まんめし)が「まむし」になまったという説。



ご飯の上にうなぎを置いてタレを「まぶす」ところから「まむし」になったという説。



ほかにも説はあるようですが、いずれにせよ「蛇」とは関係ありません。



■えんぞ



道路脇にある側溝、いわゆる「どぶ」のことですね。新潟弁では「えんぞ」というそうです。新潟出身の人が、東京に出てきて通じないのでがくぜんとしていました。



■絆創膏(ばんそうこう)の呼び方



一昨年話題になったのですが、「絆創膏」の呼び方が地方によって異なっており、それによって出身地を当てることができるというのです。



●「サビオ」と呼ぶのは……北海道、和歌山、広島



●「カットバン」と呼ぶのは……青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島、山梨、岡山、鳥取、島根、山口、愛媛、高知、長崎、鹿児島



●「バンドエイド」と呼ぶのは……千葉、茨城、栃木、東京、神奈川、埼玉、大阪、京都、兵庫、滋賀、三重



●「リバテープ」と呼ぶのは……福岡、佐賀、大分、宮崎、熊本、奈良



●「キズバン」と呼ぶのは……富山



■ひーじゃ



沖縄で「山羊」(やぎ)を意味します。「ひげのあるもの」という意味だそうです。沖縄の居酒屋に入って「ひーじゃ刺し」なんてメニューがあったらぜひ頼んでみましょう。なかなか乙な味です。沖縄の言葉で呼称が異なっているものを挙げていくとキリがありませんが、例えば「パパイヤ」は「パパヤー」。ちょっとカワイイですよね。



■ふくらぎ



富山や北陸地方で「ブリの子供」のことです。「出世魚のブリ」ですね。ブリは成長度合いによって名前を持つ、「呼称」のとても多い魚です。関東、北陸、関西でも、体長が80cm以上になると「ブリ」と呼ぶことは変わりないようですが。



地方による「呼び方の違い」は尽きません。あなたは「えっ? これが通じないの!」と思ったことはありますか?





(高橋モータース@dcp)