エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下ドコモ)が、ファッションサイト「MAGASEEK(マガシーク)」などを運営するマガシークと親会社の伊藤忠商事賛同のもと、マガシークの発行済普通株式等のTOB(公開買付け)を発表した。コマース事業におけるファッション分野への事業拡大が目的。一連の取引が成立した場合、マガシークはドコモの子会社となる。

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 ドコモは、2013年1月31日から3月14日までの期間、発行済普通株式等8,829株以上(所有割合約41.67%以上)の取得を条件とするTOBを実施する。マガシークの現親会社である伊藤忠商事は、所有するマガシーク普通株式13,640株のうち8,342株(所有割合約39.37%)を本公開買付けに応募。残りの5,298株(所有割合約25.00%)は応募せず、引き続き所有する内容で合意している。ドコモは今回のTOBで伊藤忠商事が所有する5,298株を除いたマガシークの発行済普通株式等を全て取得する考えで、所有割合約75%を目指している。

 ドコモは2012年12月に、新事業領域の一つである「コマース事業」において、スマートフォンやタブレットからネットショッピングを簡単にご利用できるサービス「dショッピング」を開始。現在「dショッピング」では主に生活用品等を商材として取り扱っているが、マガシークと資本提携することでファッションEC市場において更なる事業拡大を図るという。また、伊藤忠商事が持つ繊維業界における優位性、ドコモの顧客基盤、マガシークのマーチャンダイジング機能や物流機能を組み合わせ、「dマーケット」内に新たなファッションECの立ち上げも検討。マガシークとの提携により「コマース事業」の本格展開を加速させる。