【図8】昨年11月からの上昇相場では、「大型株」から先に上昇してきたようすがわかる。一方で、現在でも出遅れが目立つのは「中型株」だ。

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 上昇相場に乗り遅れた人でもまだ間に合う! ネット証券のツールを駆使して「出遅れ株」「押し目株」を探す企画の後編。「その6」から「その9」をお届けする。

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■その6 大型株、中型株、小型株、いちばん出遅れているのは?
■その7 テクニカルで押し目銘柄を検索
■その8 出遅れ銘柄をニュースから探す
■その9 出遅れ・割安株に関する最新レポート情報

前編(その1〜その5)はこちら
■その1 業種別ランキングから出遅れ銘柄を探す
■その2 業種分類をさらに細かく絞り込みたい
■その3 過去3カ月の出遅れ・押し目銘柄を探す
■その4 「日経平均型」より「TOPIX型」の銘柄を探す
■その5 押し目に強い低ベータ銘柄

その6 大型株・中型株・小型株でいちばん出遅れているのは?

 時価総額の規模で最近の物色動向を調べた。ここでは大型株、中型株、小型株、目安の時価総額を下記のように想定している。

「大型株」:約6000億円以上、100銘柄
「中型株」:約700〜6000億円、400銘柄
「小型株」:約700億円以下、3155銘柄

 東証1部の大型、中型、小型株指数の最近、半年間の推移を比較したのが【図8】(SBI証券の「HYPER SBI」で表示)。

 過去5年、10年の指数で比べれば、小型株の方が大型株よりもパフォーマンスがよかった。だが、【図8】を見ると、ここ半年間ででは大型株が一番買われている。一方、最も買われていないのが中型株だ。

 また市場別で比較した場合、2012年もっとも低迷していた東証マザーズ指数が1月に入って急激に上昇しており、現在は上昇率トップだ。次いでJASDAQ指数、日経平均となっている。

 今後も相場全体の上昇トレンドが続くならば、そろそろ値動きが軽い中小型株に投資チャンスが移っているのかもしれない。

その7 テクニカルで押し目銘柄を検索

 いったん高値をつけた後押し目が来ている銘柄を探す場合、値動きの条件であるテクニカル面からスクリーニングすると手っ取り早い。ここでは、SBI証券のスクリーニング機能で年初来高値からの下落率を設定して銘柄を検索した。

 この機能の特徴は、年初から6カ月経っていない場合は、過去6カ月の高値からの下落率で計算してくれる点だ。これなら2012年12月に高値をつけて1月に押し目を作っているような銘柄でも探し出せる。

<設定した条件>
・時価総額 3000億円以上
・株価25日移動平均からの乖離率  1%以上
・年初来高値からの下落率 10%〜30%
・1日平均売買代金 10億円以上

 上記の条件で検索した結果が【図9】だ。25日移動平均線よりも上になる条件を加えることで、右肩上がりだが、押し目が来ているチャートが見つかるだろう。

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