H&MがWWFと水を守る3年間のパートナーシップ締結

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 H&Mと環境保全団体WWFが、3年間のグローバル・パートナーシップを締結した。生産ラインからサプライチェーンまで包括的に水に関する戦略を打ち出す。WWFによると世界規模で水戦略を定めているファッション企業はこれまでになく、H&Mが初となるという。

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 H&MとWWFは2012年に、水に関する努力や挑戦を総合的に評価し、その結果をもとに新しい水に関する戦略を策定した。2013年は、デザイナーやバイヤーに向けた原材料生産が水に及ぼす影響やウェット・プロセス(湿式法)などの特別研修や、水に関する問題についての従業員教育を実施。また、公共政策立案者やNGO、水関連機関や民間企業とともに中国とバングラデシュの特定河川の水管理の改善や、WWFが展開している中国・長江流域の環境保護プロジェクトの支援を行うなど、より具体的な戦略を推進していくという。

 WWFインターナショナルのジェームズ・リープ事務局長は、「H&Mは、企業が長期的に成功するには、適切な水供給が不可欠だということをよく理解しています。また企業が共有資源の良き隣人であり良き世話役であるからこそ、経済活動が許されていることを認識し、水に関する戦略をビジネスプランの柱に据えています」と発表。H&MのCEOカール=ヨハン・パーションは、「水はH&Mにとって不可欠な資源。わが社のバリューチェーンの中で、責任を持ってその資源を使うことが重要です。目標は、H&Mの事業リスクを最小限に抑えつつ、 環境を守り、水の調達を確保することです」とコメントしている。