【図1】SBI証券の「業種別ランキング」(1月25日)。値上がり率ランキングはほとんどのネット証券で表示可能だ。

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 2012年11月から続く活況相場。この波に乗れた人は久しぶりの株高で盛り上がっているはずだが、一方で「株はもう高くて手が出ない」と思っている人もいるのではないだろうか。

 そんな人のために、ネット証券で提供されている情報ツールを使って、出遅れ銘柄や割安株を探す9つの方法を紹介しよう。

 今回は前編として、以下の5項目を紹介する。

前編
■その1 業種別ランキングから出遅れ銘柄を探す
■その2 業種分類をさらに細かく絞り込みたい
■その3 過去3カ月の出遅れ・押し目銘柄を探す
■その4 「日経平均型」より「TOPIX型」の銘柄を探す
■その5 押し目に強い低ベータ銘柄

※以下は後編で掲載 。
■その6 大型株、中型株、小型株、いちばん出遅れているのは?
■その7 テクニカルで押し目銘柄を検索
■その8 出遅れ銘柄をニュースから探す
■その9 出遅れ・割安株に関するアナリストレポート

その1 業種別ランキングから出遅れ銘柄を探す

 まずは、業種別の過熱感をチェックするために、「業種別ランキング」を見てみよう。この情報はほとんどのネット証券で提供されている。【図1】はSBI証券の「業種別ランキング」だ。

 【図1】を見ると、「パルプ・紙」業種の上昇が目立つ。業種名をクリックすると、銘柄一覧が表示される【図2】。

 その業種の中で、まだ、上昇していない出遅れ銘柄は一目瞭然だ。ただし、ニュースもチェックしておき、悪い情報が出ている場合は手を出さない方が無難だろう。

その2 業種分類をさらに細かく絞り込みたい

 業種よりも細かいテーマで銘柄を絞り込んでいきたい、という人もいるはずだ。たとえば、「自動車メーカーの中で出遅れの銘柄を探したい」という場合、東証33業種別で「輸送用機器」を選んでも、銘柄数は102もあり、自動車メーカー以外に部品メーカーなども含まれてしまう。

 もっと細かい銘柄分類を利用したいときに便利なのが、「チャートフォリオ」というツールだ【図3】。

 松井証券とマネックス証券が提供するこのツールでは、400以上の「オリジナル業種」が設定されており、東証33業種よりも細かく業種を絞り込むことができる。

 チャートフォリオの画面は、上昇・下落が色分けで表示される【図3】。この例では「医療・医薬品」分野が大きく上昇しているが、ここからさらに細かい業種分類に掘り下げていくと「バイオ」や「臨床試験」分野が高騰していることがわかった。高騰セクターから出遅れ株を探すもよし、比較的上昇が少ない「医療関連サービス」や「介護福祉機器」から探してもいい。

 また、銘柄はチャート一覧で表示されるため、その銘柄が「出遅れ」なのか、「押し目」なのかも一目瞭然だ。

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