神山健治監督×小野寺丈が009愛を語ったイベント「『009』Night in WALT9」

写真拡大

『サイボーグ009』の生み親・石ノ森章太郎の生誕75周年を迎える記念日となった1月25日(金)、アニメ映画『009 RE:CYBORG』の第00”9”弾イベント「『009』Night in WALT9」が東京・新宿バルト9にて開催された。

イベント「『009』Night in WALT9」では、映画『009 RE:CYNORG』に加え、1966年公開の劇場版『サイボーグ009』と1980年公開の劇場版『サイボーグ009 超銀河伝説』の3本を特別に上映。

その後、映画『009 RE:CYBORG』の神山健治監督と小説『サイボーグ009 完結編 conclusion GOD'S WAR』の著者・小野寺丈のトークショーが開催された。

トーク中、小野寺は小説『サイボーグ009 完結編』を書くと決まってから14年の月日が経ってしまったことに対し、「逃げられるなら逃げたかったし、他の人にお願いできるなら、お願いしたかった」と告白。

しかし、「ある時、母親から電話があり、「映画のポスターにあんたのことが書いてあるよ!」といわれて確認したら、「終わらせなければ、始まらない」というコピーがあり、俺のことだと思った。

けど、このコピーのおかげで、火をつけられたし、2012年に完結することができました」とコメント。

これを受け、神山監督が「すみません」と小野寺に平謝りし、会場は笑いに包まれた。

また、神山監督は「昔は、(『009』の登場人物の)能力やサイボーグのキャラクターが好きだったけれど、年を取ってからは内容を理解できるようになった。

今、読み返しても古くない内容で、祖先のような作品。

45年も前にこんな話を書いた石ノ森先生は本当にすごい」、さらに「制作中は作品を作ることに夢中で、好きとか嫌いとかではなかったけど、今の方がもっと良さが分かるし、復刻版を読み返してますます好きになっている」と『サイボーグ009』への愛を語った。

それからも、2人はさまざまな『サイボーグ009』のエピソードで盛り上がり、初顔合わせとなるトークショーは幕を下ろした。

トークの最後には2012年に蘇った『サイボーグ009』という作品に対して語る場面があり、神山監督は「出来上がるまでは本当に不安だったけれど、何度も観に来てくださっているたくさんの方々に愛された作品だった。

今日で(新宿バルト9での『009 RE:CYBORG』の)上映は終わるけれど、作品は生き続けているので、またの機会に『サイボーグ009』をみてほしい」と締めくくった。

また、トークイベント後に行われた『009 RE:CYBORG』の(新宿バルト9での)ラスト上映が行われた。

0時35分からの上映と深夜だったにも関わらず、多くの観客が詰めかけ、賑わいを見せていた。

なお、新宿バルト9での上映は終了したが、映画『009 RE:CYBORG』は、引き続き全国で上映している。

(C) 2012 「009 RECYBORG」製作委員会