中原淳一の生誕100周年展 丸山敬太がドレス再現

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 雑誌編集者をはじめファッションデザイナー、人形作家、インテリアデザイナー、イラストレーターなど多彩な分野で活躍した中原淳一氏のアニバーサリーを記念した巡回展「生誕100周年 中原淳一展」が、2月6日の東京会場を皮切りにスタートする。大規模な展覧会の実施は約4年ぶり。会場では、今回のためにデザイナー丸山敬太氏が中原氏のイラストから再現・制作したドレスなどが披露される。

中原淳一生誕100周年で丸山敬太とタッグの画像を拡大

 「生誕100周年 中原淳一展」は、2月18日まで日本橋三越本店で開催される東京会場を経て、横浜や大阪、愛知などを巡回。雑誌の表紙絵をはじめ挿絵やスタイル画の原画、人形、付録など約400点を展示し、デビュー前から晩年に至るまでの軌跡を辿る。特に雑誌「それいゆ」「ひまわり」の創刊以降に発表された作品や仕事について取り上げ、「ひまわり」の表紙原画3枚を初公開する予定。展示を通じて、中原氏が現代のアーティストたちに与えた影響の大きさを浮き彫りにしていくという。

 丸山氏によって再現されるドレスは、童話集「七人のお姫さま」内のイラストをもとに制作。同作は、親指姫、人魚姫、白雪姫、白鹿姫、雪姫、シンデレラ、ポストマニが登場する物語7編が中原氏の挿画とともに綴られている。

 戦前から戦後にかけて活躍した中原氏は、18歳の時に行った個展をきっかけに少女雑誌「少女の友」で挿絵などを手掛け、その後は「それいゆ」(1946年)「ひまわり」(1947年)「ジュニアそれいゆ」(1954年)「女の部屋」(1970年)を創刊。女性に向け「美しく生きるため」の暮らしやファッションなどの指針を示し、女性誌の基礎を作った人物として知られている。

■生誕100周年 中原淳一展 開催概要
 東京会場:2013年2月6日 〜 2月18日 日本橋三越
 横浜会場:2013年6月1日 〜 7月15日 そごう美術館
 大阪会場:2013年7月24日 〜 8月5日 阪急うめだ本店
 愛知会場:2013年9月14日 〜 11月3日 刈谷市美術館(予定)
  ※以降、巡回予定

 主催:各開催会場 / 朝日新聞社
 監修:ひまわりや

■中原淳一 公式ホームページ
 http://www.junichi-nakahara.com/