「1チョコ for 1スマイル」の循環

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2月14日のバレンタインデーに向け、「社会貢献」ができるチョコレートが登場した。森永製菓は、自立支援を行っているガーナ特定地域のカカオを使ったチョコレートを販売しており、日本・業界で初の試みだという。「70g森永チョコレート<1チョコfor1スマイル>」と「ダース<ミルク>」の2種類で、2013年2月下旬までの期間限定販売だ。

「1チョコ for 1スマイル」

同社は創業110周年を記念したCSR(企業の社会的責任)活動として2008年から「1チョコ for 1スマイル」を実施してきた。この活動は、「世界の子供たちをお菓子で元気にしたい」という理念の下、国際協力NGOを通じて対象商品1つにつき1円をカカオ生産国における子どもたちの教育支援、およびカカオ農家の自立支援活動にあてるもの。カカオ農家の多くは小規模で生産技術が未熟なことから、十分な収入を得られないまま貧困層が拡大しているという。そのため子どもたちが学校に通えず、危険な労働に従事させられるといった社会問題が指摘されている。

今回、支援地域で収穫されたカカオを使って製品化するにあたって、ガーナの小さな村単位でカカオを集めるために流通ルートを新たに構築し、現地でカカオマスに加工後、原料として輸入している。こうして完成した商品を消費者が購入することで、カカオ農家を支援できるようになり、さらにその地域のカカオを使った商品が作られるという循環が実現した。いわば「次世代型CSRチョコレート」だ。

参考小売価格は「70g森永チョコレート<1チョコfor1スマイル>」が315円で、「ダース<ミルク>」は105円。