Rapide_S_19.jpgASTON MARTIN(アストンマーティン)から『アストンマーティンRapide S』が、エレガンスを極めた4ドアボディに、さらなるラグジュアリーとパワーを備えてデビューします。
英国を代表する自動車ブランド、アストンマーティンの新しい高級GTは、世界で最も美しくバランスのとれた4シーター・スポーツカーとしての地位をさらに確固たるものにするため、デザインを変更すると同時に、技術的にも入念なテコ入れを施しました。


(写真は、2月からオーダーを受け付ける新型『アストンマーティンRapide S』価格未定)
デザインおよび技術面における改良に加えて、4シーターのインテリアに様々な新機能を導入することで、世界中の市場において従来のRapideの後継車となる新型『Rapide S』は、さらに洗練されたクルマに生れ変わりました。ひと目でアストンマーティンと分かるスタイルは従来通りですが、新型『Rapide S』には、強烈な印象を放つ新しいフルグリルを備えた、堂々として迫力のある新たな「顔」が与えられています。この新しいフロントエンドは、トランクリッドの「フリップ」をより目立つ形状に変更するなど、新たなプロフィールが与えられたリアデッキのデザインと相まって、『Rapide S』に、さらにスポーティで力強いイメージを追加しています。空力およびスタイル面で改善されたことで、クルマのスポーティな性格がさらに強調され、同時に高速走行時におけるリフトも抑制されました。



Rapide_S_16.jpg4シーターのインテリアに様々な新機能を導入する『アストンマーティンRapide S』。
 

 
新しいRapideは、その中身も大幅に変更されています。その心臓部には、かつてない大パワーと加速性能をもたらす新開発のAM11自然吸気V型12気筒エンジンが搭載されています。そのパワーは、従来型のエンジンと比べて大幅に増加しており、最高出力は477PS/6,000rpmから558PS/6,750rpmへと、17%もしくは81PSも向上しました。最大トルクもまた、600Nmから620Nm/5,000rpmへと増大していますが、トルク性能の改善はより低い回転域において顕著になっています。従来型のV12と比べると、アイドリングから4,000rpmの回転域でトルクが40Nm以上向上しており、2,500rpmでは50Nmも増大しています。当然のことながら、パワーとトルクの向上により、加速性能はより目覚しいものになりました。0〜100km/h加速は0.3秒短縮され、従来のRapideの5.2秒に対し、Rapide Sは4.9秒となっています。最高速も306km/hに向上しました。
この排気量5,935ccの自然吸気V12エンジンには、アストンマーティン・レーシングがWEC GTシリーズに投入して活躍中のレースカーからダイレクトにテクノロジーが移植され、性能と燃料効率の最適化が図られています。その一例として、完全CNC加工の燃焼室や、軽量の中空カムシャフトなどが採用されています。 デュアル・バリアブル・カムシャフトタイミング、ノックセンサー、フル触媒付きのステンレス製エキゾーストシステムなどは、すべてV12をアストンマーティンの主力エンジンとして保持し続けるための先進技術といえるでしょう。



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 従来型のV12と比べると、アイドリングから4,000rpmの回転域で
トルクが40Nm以上向上しており、2,500rpmでは50Nmも増大。


 
燃料効率もさらに改善しています。最高出力と最大トルクが大幅に向上しているにも関わらず、新型『Rapide S』は、従来よりもさらに優れた燃費を実現しています。CO2排出量は、355g/kmから332g/kmへと7%減少し、EU複合サイクルにおける燃料消費量は19.9mpgに向上しました。 2003年の導入以来、アストンマーティンが世界に誇るVHエンジニアリング哲学の最新世代の製品のひとつとして、当然ながら新型Rapide Sも、今日の第4世代のVHアーキテクチャーの多くの要素から恩恵を受けています。入念な研究開発の下で、技術的な改善が継続的に進められています。それにより、『Rapide S』も敏捷性が向上し、ドライバーの入力に対してもより素早く反応するようになっています。第4世代の主要なコンポーネントである新開発のAM11型エンジンは、従来型のユニットに対して搭載高が19mm低くなっており、そのためクルマの重心も低くなりました。こうした改良のおかげで、旋回時のノーズの反応は、明らかにより軽快になっています。従来型のRapideも運動性能においてはトップクラスの評価を受けていたクルマですから、これは偉業といえるでしょう。



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新開発のAM11型エンジンは、従来型のユニットに対して搭載高が19mm低くなっており、
そのためクルマの重心も低くなりました。旋回時のノーズの反応は、明らかにより軽快になっています。
 

 
英国のゲイドン本社で働くアストンマーティンのエンジニアはまた、パワーとトルクの向上に対応して、車両に搭載されたダイナミック・スタビリティコントロール・システム(DSC)の改良にも取り組みました。『Rapide S』は、クルマ自体もスポーティな性格を強化していますが、同時に、第4世代に進化したアストンマーティンのハイテク技術である、アダプティブ・ダンピングシステム(ADS)の恩恵にも浴しています。このシステムは今回から「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック(サーキット)」の3つの設定が用意され、それぞれが『Rapide S』の特性を引き立てるように調整されています。ADSは、サスペンションセッティングを自動的に変えて、走行条件の変化に機敏に対応することで、常にドライバーに高いレベルのコントロール性を確保するシステムです。異なるダンピングモードの設定は、ダンパーのセッティングをドライバーの要求にきめ細かく対応させることで、『Rapide S』のキャラクターを幅広く変化さえることが可能になっています。このシステムにより、「ノーマル」モードでは贅沢なGTカーであった『Rapide S』が、「スポーツ」もしくは「トラック」モードを選択することで、よりシャープなスポーツカーへと瞬時に切り替わります。ダンパーのセッティングは、電子制御ユニットがセンサーを通じ、スロットルポジション、ブレーキポジション、ステアリングホイールの操舵角、車速といった情報を読み取ることで決定されます。これらのデータをもとに、そのときの走行条件やドライバーがクルマに要求していることをシステムが規定します。
 その一方で『Rapide S』は、新型DB9同様、革新的なフロントグリルのデザインなどにより、ヨーロッパにおける最新の歩行者保護のための法規にも対応しています。 より低い位置に搭載されたエンジン、新しいボンネット、新しい構造のフロントバンパー、および新しいデザインのグリルを組み合わせることで、歩行者に対する衝突安全性に関し、独自の革新的アプローチを提示することになりました。特許申請中のユニークな「キーストーン」構造を用いた設計により、グリルは衝突に際して後方に動くようになっています。その一方で、中央およびアウトボードに設置された補強材が、下方の構造物の剛性を高め、乗員の足元スペースを保護する法規を満たす助けとなっています。また、フロントフェンダー頂部の切り込み(パーティングライン)は、歩行者の頭部保護のための法規を満たすのに貢献しています。これらのソリューションが意味することは、アストンマーティンは保護性能を高めながらも、デザインの純粋性を守り抜いたということです。プラスチック製のグリルや、ボンネットから前に突き出したバンパーなどの採用は回避しています。



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 新型DB9同様、革新的なフロントグリルのデザインなどにより、
ヨーロッパにおける最新の歩行者保護のための法規にも対応。 


 
豪華であると同時にスリリング。新しい『Rapide S』にはラグジュアリー性やスポーツ性を高める数多くのオプションが設定されており、お客様は、各々のスタイルにあわせて、より細かくクルマをカスタマイズできるようになっています。例えば、今回新しくオプション設定された「カーボン・エクステリアパック」は、『Rapide S』のスポーティなキャラクターをさらに引き上げてくれるでしょう。すべてカーボンファイバー仕上げがなされたフロントスプリッター、リアディフューザー、ドアミラー・カバー、リアランプ・インフィルなどは、558PSのビッグパワーを有するこの4シーターカーのスポーツ性を、視覚的に力強く表現します。その一方で、新設定のピアノブラック・インテリアパックは、『Rapide S』のダッシュボード、トランスミッショントンネル・センタープレート、ドアハンドルの部分に、深い輝きを放つピアノブラック・パネルを装着することで、かつてないラグジュアリーな雰囲気を醸し出します。ダーク・カラーのメーターパネル・サラウンドと、ブラック仕上げのホーンプッシュ・サラウンドを用いたステアリングホイールは、このパッケージの贅沢な専用アイテムとなっています。タンもしくはグレーの豪華なブレンド・ヘッドライニングが、さらに室内のラグジュアリーな雰囲気を盛り上げます。
また、多くの人が現代のアストンマーティンに望んでいるとおり、Rapide Sでも熟練職人によるクラフトマンシップが遺憾なく発揮されています。センターコンソールに標準装備された純粋なガラス製トランスミッション・セレクタースイッチは、このクルマのキャビンに備わったテーラーメイドによる本物の価値を表す、小さいながらも重要なサンプルの一例といっていいでしょう。アストンマーティンとして初めてオプション設定されたレッドとブラックのデュアルトーン穿孔レザーは、『Rapide S』だけの、見る人を虜にするような魅力的コーディネーションを演出します。『Rapide S』の卓越したラグジュアリー性は、耳障りな「ノイズ」を除去し、望ましい「サウンド」を際立たせることで、さらに高められています。これも『Rapide S』の大きなポイントであり、その結果このモデルは、乗員に聴覚面で、他では得られない心地良い経験を提供します。NVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)特性の改善は、新しいボンネットのライニング(内側の遮音材)や、フロントウインドーカウルの設計見直しなどによって成し遂げられました。



Rapide_S_11.jpg今回新しくオプション設定された「カーボン・エクステリアパック」は、
『Rapide S』のスポーティなキャラクターをさらに引き上げてくれます。


 
『Rapide S』のキャビンの柔軟性は、4つのシートによって実現しています。独自のスポーティなセッティングにより、リアの2座席にも大人が乗り込めるようになっており、同時に、簡単なボタン操作でリアシートを折り畳んで、ラゲッジスペースを3倍に増やすこともできます。『Rapide S』のラグジュアリーなスタイルとフィーリングをさらに際立たせるためのオプションとして、市場にもよりますが、リアビューカメラのほか、ワイヤレスヘッドフォン、リモートコントロール、6ディスクDVDチェンジャーを採用した2スクリーン後席エンターテインメントシステムなどが用意されています。また、究極のラグジュアリーおよびパーソナライゼーションを追求したいお客様のためには、「Q by Aston Martin」という、より完全なカスタマイゼーション・サービスも用意しました。これは、素材と色の組み合わせなどを、ほぼ際限なく選択できるようにするもので、これによりお客様は、自らの想像力の赴くまま、本格的なオーダーメイドによる贅沢を楽しむことができます。新しい『Rapide S』は、世界146か所のアストンマーティン販売店を通じて、2月からオーダーを受け付ける予定です。 



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 究極のラグジュアリーおよびパーソナライゼーションを追求したいお客様のためには、
「Q by Aston Martin」という、より完全なカスタマイゼーション・サービスも用意。
 
 
 
【『アストンマーティンRapide S』】概要
 
■ボディ
 ・4シーター、4ドア・スポーツカー
 ・押し出し接着アルミ製VHボディ構造
 ・アルミニウム、マグネシウム合金および複合材によるボディ
 ・アルミ押し出し材によるドア・サイドインパクトビーム
 ・LEDサイドライトおよびウインカーを一体化したシングル・バイキセノン・ヘッドランプ
 ・クリアLEDテールランプ
■エンジン
 ・オールアルミ合金製、DOHC 48バルブ、5,935cc、V12
 ・フロント・ミッドマウントエンジン、後輪駆動
 ・アクティブ・バイパスバルブ付きフル触媒&ステンレススチール・エキゾーストシステム
 ・最高出力: 558 PS(550 bhp)/ 6,750 rpm
 ・最大トルク: 620 Nm(457 lb ft)/ 5,500 rpm
 ・加速性能: 0〜100 km/h 4.9秒
 ・最高速度: 306 km/h(推定値)
■トランスミッション
 ・リア・ミッドマウント、エレクトロニック「シフト・バイ・ワイヤ」制御システム採用
  「タッチトロニック2」6速トランスミッション
 ・カーボンファイバー製プロペラシャフトおよび軽合金製トルクチューブ
 ・リミテッドスリップ・ディファレンシャル
 ・ファイナルドライブレシオ 3.46:1
■ホイール&タイヤ
 ・20インチ、20スポーク、シルバー塗装軽合金ホイール
 ・フロントホイール:8.5J×20インチ
 ・リアホイール:11J×20インチ
 ・フロントタイヤ:245/35 ZR20 ブリヂストン・ポテンザ
 ・リアタイヤ:295/30 ZR20 ブリヂストン・ポテンザ
 ・タイヤリペアキット
■寸法
 ・全長:5,020mm(フロント・ライセンスプレート・ホルダーを含む)
 ・ホイールベース:2,989mm
 ・全幅:2,140mm(ドアミラーを含む)燃料タンク容量:90.5リットル
 ・全高:1,350mm 重量:1,990kg 
■ステアリング
 ・ラック&ピニオン、サーボトロニック車速感応型パワーステアリング、
  ロック・トウ・ロック=3.0回転
 ・チルト/テレスコピック・ステアリングコラム
■ブレーキ
 ・フロント:直径398mmデュアルキャスト・ディスク、
  6ピストン・モノブロックキャリパー
 ・リア:直径360mmデュアルキャスト・ディスク、
  4ピストン・モノブロックキャリパー
 ・グレー塗装ブレーキキャリパー
 ・トラック・モード付きダイナミック・スタビリティコントロール(DSC)
 ・アンチロック・ブレーキシステム(ABS)
 ・エレクトロニック・ブレーキフォースディストリビューション(EBD)
 ・エマージェンシー・ブレーキアシスト(EBA)
 ・トラクションコントロール(TC)
■サスペンション
 ・3ステージ・アダプティブ・ダンピングシステム(ADS)、
  「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック」の3モードを設定
 ・フロント:ダブルウィッシュボーン独立式サスペンション、
  アンチダイブ・ジオメトリー、コイルスプリング、アンチロールバー、
  モノチューブ・アダプティブダンパーを採用
 ・リア:ダブルウィッシュボーン独立式サスペンション、
  アンチスクワット・ジオメトリー、コイルスプリング、
  アンチロールバー、モノチューブ・アダプティブダンパー採用
■室内仕様/装備
 ・フルグレイン・レザーインテリア
 ・ウォールナット・ダッシュパネル、グラファイト仕上げセンターコンソール、
  イリジウムシルバー・サラウンド
 ・レザー・スポーツ・ステアリングホイール
 ・サイドエアバッグ付き電動パワー調整式フロントシート
 ・メモリー機能付きフロントシートおよびドアミラー(3ポジション)
 ・運転席/助手席用デュアルステージ・エアバッグ
 ・フロントサイドエアバッグ
 ・電動格納式熱線入りドアミラー
 ・フロント&リア・シートヒーター
 ・リアウインドー・デフロスター
 ・オートマチック・エアコンディショナー
 ・有機発光ダイオード(OEL)式ディスプレー
 ・トリップコンピューター
 ・クルーズコントロール
 ・Bluetooth®電話用装備1
 ・サテライトナビゲーション1,2
 ・自動防眩ルームミラー
 ・ガレージドアオープナー機能付き自動防眩ルームミラー(米国およびカナダのみ)1
 ・サテライトラジオシステム(米国のみ)1
 ・フロント&リア・パーキングセンサー
 ・タイヤ空気圧モニタリング・システム1
 ・アラーム&イモビライザー
 ・リモートコントロール式センタードアロック&トランクリッドリリース
 ・ガラスECU
 ・追跡装置1,3(英国のみ)
 ・LED読書灯
 ・トランク内に装備された傘
 ・ICEパワー・テクノロジーを採用した1,000ワットの
  バング&オルフセン BeoSoundオーディオシステム
 ・Apple iPod®,4用コネクター
 ・WAF、WMA、MPEG(MP3)の各規格に対応したUSBコネクター
 ・3.5mm入力端子
■オプション
 ・ダイヤモンド旋削仕上げ20インチ・マルチスポーク合金光沢ブラック塗装ホイール
 ・ダイヤモンド旋削仕上げ20インチ10スポーク合金シルバー塗装ホイール
 ・ダイヤモンド旋削仕上げ20インチ10スポーク合金ブラック塗装ホイール
 ・20インチ20スポーク合金光沢ホイール
 ・代替ブレーキキャリパー仕上げ:ブラック、レッド、シルバー
 ・マグナムシルバー・リアランプ・インフィル
 ・モデル・エンブレム取り外し
 ・保護テープ取り外し
 ・カーボン・エクステリアパック
 ・オプション・フェイシア・トリム:ピアノ・ブラック、バンブー、
  タモアッシュ、マホガニー
 ・ピアノブラックパック
 ・ウッド・ドアトリムによるマッチング
 ・カスタマイズ・シルプレート
 ・セミアニリン・レザー
 ・ブラックおよびレッド穿孔デュアルトーン・レザー
 ・カラーを調和させたステアリングホイール
 ・Rapide Sシートロゴ刺繍
 ・カーボン・インテリアパック
 ・6ディスクDVDプレーヤー、補助端子、ワイヤレスヘッドフォン、
  リモートコントロール付き2スクリーン後席エンターテインメントシステム 
 ・ガレージドアオープナー付き自動防眩ルームミラー1
 ・盗難防止アラーム・アップグレード(容積および傾斜センサーを追加)
 ・ベンチレーテッド・フロント&リアシート
 ・喫煙パック(灰皿&シガーライター)
 ・予備ガラスキー
 ・追跡装置(UKカテゴリー5)1,3
 ・救急キット
 
  ※1 市場によっては提供不可、2 欧州大陸では、トラフィック・メッセージング・チャンネル(TMC)を含む3 UKサッチャム・カテゴリー5に適合。加入費用は別途。英国では標準装備。4 iPodは、米国およびその他の国におけるApple Inc.の登録商標です。
 
 
 【問】アストンマーティン アジアパシフィック tel : 03-4360-9243


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