友人や知人を思い浮かべて
共感を得られるダジャレ作りを

 前回、構造分類解説前半は非常に反応が良く、読んでいただいているみなさまの知的好奇心の旺盛さを感じました。そして前編のオーソドックスな[入れ替え系4種][増減系4種]に続き、よりマニアックな[重複系3種][特殊系3種]の後編へと続いてまいりましょう。

 生成パターンはたくさん仕入れているほうが生み出しやすいのは、前回書いた通り。ビギナーであればあるほど、まずはパターンが様々あることをさらっと意識しつつ、とにもかくにも数を打っていってみましょう。と言っても必ずしも、他人に向けて口から発する必要はありません。テレビから聞こえてくる会話、看板で目にする言葉などから、脳内で作っていけばいい。何度もお伝えしていますが、ダジャレを生み出す創造的行為は、自分の地アタマを良くし、発想を広げる喜びを知るためなのですから。

 そんな知的快感の行き着くところは、言ってしまえばオリジナリティ。「自分だけが思いついた、生みだした」という喜びに勝るものはないのでは。ダジャレ界において、その欲求を満たす究極の目標は、誰も思いつかないものを思いつくこと。しかし、いくら自己満足でいいと言っても、共感を得られないものを考えるというプロセスでは、最初から自分のバーを下げていることになる。理屈っぽくて共感が得られないダジャレは、だいたいそういう思考から生まれるのです。

 つまり、少なくとも、「センスがいいツウなら必ず面白がるはず」という尺度を自分に課していきたい。それをわかりやすく可能にする方法として、ある一人の友人、知人を設定し、「あの人なら笑うだろう」とイメージしていくといいです。周りに適切な人がいなければ、有名人でもいいでしょう。

 こうしてオリジナリティ溢れるダジャレを思いついていきたいわけですが、そのために大島有効なのが、今回解説する生成パターン。では、前置きが長くなりましたが、各パターンごとの実例付解説に入っていきましょう。

続きはこちら(ダイヤモンド・オンラインへの会員登録が必要な場合があります)