“換気”不足で部屋が劣化する! “効果的な除湿”を知っておこう!

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寒い日は、窓もドアも締め切って家にこもっていたくなりますよね。

しかしそれが、部屋の“劣化”につながることをご存じでしょうか? こまめに換気を行わないと、部屋を劣化させる原因になってしまうんです。

では、なぜ換気をしないと部屋が劣化するのか、またそれを防ぐにはどうすれば良いのか。

今回はそんな換気の仕組みについてご紹介していきます。

■ホコリと湿気が引き金になる換気不足で部屋の劣化が進む主な要因は、「ホコリ」と「湿気」です。

・ホコリ室内には、目に見えない細かなホコリがたくさん飛んでいます。

舞い上がったホコリはゆっくりと下にたまっていくので、いくら掃除機をかけても全て取り除くことができません。

こうしたホコリがいたるところに付着し、やがて汚れへとつながっていくのです。

・湿気東京であれば、冬でも約45〜50%の湿度があるといわれています。

湿度のピークは7月で約75%と高く、この湿気がカビや結露を生み出します。

実はこの「ホコリ」と「湿気」には、大きなつながりがあるんです。

高い湿度はホコリを湿らせ、そこからカビが発生します。

壁紙が傷んだり、押し入れや部屋の隅などがカビで真っ白になったりした経験をお持ちの方もいるでしょう。

また、結露は窓枠や床などの木材を劣化させる原因となります。

しかも一度カビが発生してしまうと、その「根」は深く、完全に取り去るのは大変です。

度重なる結露でカビが発生し、真っ黒になった窓枠。

あるいは、ふやけてボコボコになったフローリングや、結露が乾いて壁紙にできたシミ。

これまで、そんな光景を見たことのある方もいるかもしれません。

これらの原因こそが、「換気不足」なんです。

劣化した部屋は住んでいて心地の良いものではありませんし、退去する場合には敷金の返還額が下がる可能性もあります。

「たかが換気」なんて、言っていられませんよね。

■なぜカビが部屋を劣化させるのかカビは栄養のある場所を見つけると、そこへたまって繁殖を始めます。

さらに湿度が高い方が、その活動がより活発になるのです。

空気中を漂うホコリの中にはカビが好む栄養素がたくさん含まれており、カビにとってはまさに「ごちそう」。

しかし繁殖すればもちろんカビの数が増え、ホコリだけでは足りなくなってきます。

すると、取り付いた先の木材などへ浸食を始めてしまうのです。

この浸食によって、木材の繊維はもろく、壊れやすくなってしまいます。

さらにカビの色素が取り付いた場所に残るため変色し、見た目も見苦しくなるわけです。

このようにホコリや湿気はカビを発生させ、そのカビが部屋を劣化させてしまうのです。

■より効果的に除湿するためのポイント「換気する」と聞くと、すぐに窓を全開にする方が多いのではないでしょうか。

窓を開ける場合、部屋の真ん中を風が通り抜けるように、対角にある窓同士を開けるのがポイントです。

つまり、入ってきた風を室内にためずに逃がします。

できれば1時間に1回、5分程度の換気ができると効果的です。

最近では、除湿効果の高い除湿機がたくさん販売されています。

窓が隣の家と近いなど、さまざまな事情で窓による換気ができない場合もあるでしょう。

そんなときには、除湿機の活用がおすすめです。

ただし除湿機は、除湿できる広さに限界があります。

そのため、部屋の大きさに合ったものを選ぶようにしましょう。

特に洗濯物を部屋に干すという方は、除湿機を置くと結露を防ぐこともできます。

部屋干し独特のニオイも同時に防げるので、一石二鳥ですね。

とはいえ除湿機だけでは空気がこもってしまうので、できる範囲で窓による換気も行うと良いでしょう。

もし部屋の中で、窓を開けただけでは十分に風が届かない場所があるならば、扇風機を利用して送風してあげるのも一つの方法です。

気持ち良い環境で生活するためにも、しっかりと「換気の習慣」をつけたいですね。