インテルはコリンチャンスMFパウリーニョの獲得を狙っている。移籍市場閉鎖まであと6日。インテルは資金をひねり出すために、MFコウチーニョかMFリカルド・アルバレスの放出を検討中だ。

現時点で、インテル退団のポールポジションにいるのはコウチーニョだ。最近、2つのプレミアリーグのクラブが、インテルにファクスを送った。そして24日、インテルはマッシモ・モラッティ、マルコ・ブランカ、ピエロ・アウジリオの3人が、このテーマについて長時間の会議をした。

コウチーニョを出すか否か?

MFヴェスレイ・スナイデルの放出は、パウリーニョの獲得資金に満たない。サウサンプトンのニコラ・コルテーゼ会長は、インテルが300万ユーロ(約3億6000万円)で獲得したコウチーニョを1020万ユーロ(約1億2500万円)プラス出来高で獲得すると言っている。魅力的な話ではあるが、モラッティを納得させることはできない。リヴァプールも財布のひもを緩めて、900万ユーロ(約1億1000万円)まで出すという。おそらく、コウチーニョはアンフィールド行きの方を希望しているが実現は微妙なところ。インテルは48時間の猶予を与えることにした。

アルバレスについては、アトレティコ・マドリーが関心を示している。しかし、金銭を渡すつもりはない。レンタルという要求だ。一方でリバープレートは完全移籍での獲得を検討している。しかし、こちらは選手本人が望んでいない。だからこそ、コウチーニョがリードしているのだ。