男性に女子アナ好きが多いのに、女性にアンチが多いその理由

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独身男性に聞いた「恋人にしたい職業」1位が「アナウンサー」という調査結果があります。

2位「医師」の倍以上の票数を獲得し、人気を集めました。

一般的に、”女子アナ”を恋人にしてみたいと思われる理由として、才色兼備だからといわれます。

容姿が美しく、知的なアナウンサーのイメージからそのようにいわれるのですが、果たして本当にそれが理由なのでしょうか。

化粧心理学者で、大学では恋愛心理学の授業も担当している平松隆円さんに、なぜ女子アナは男性に人気なのかを解説していただきます。

多くの女子アナが元ミス◯◯大学などであることから、容姿が美しいことは事実でしょう。

また、”アナウンサー”といっても担当ジャンルは様々ですが、「ニュースを読む」という基本的な仕事内容を考えれば、知識が豊富であることも人気の理由として挙げられそうです。

そういった才色兼備さに加え、いわゆる芸能人とは異なり、男性たちと同じビジネスパーソンであるという親近感も恋人にしてみたいと思わせているのかもしれません。

しかしながら、そのような職業は女子アナ以外にもあるはずです。

誤解を恐れずにいうと、恋人にしてみたいという希望の選択には、すでに外見のよさは前提にあり、飛び抜けた容姿を求めるならばグラビアアイドルや女優、アイドルの方がいいはずです。

また、知的さということであれば学者でもいいわけです。

にもかかわらず、女子アナが選ばれた。

そこには、単純接触という心理学的な要因がひそんでいると考えられます。

単純接触とは、人は特定のモノや人に繰り返し接触すると、印象が良くなり好意を持つという考え方です。

1960年代後半にアメリカの心理学者によって提唱されたのですが、実験では10枚の写真をランダムに2秒ずつ、最大25回の中で回数をかえて提示したところ、提示された頻度が高いほど写真の人物に対して好意を持つということが証明されました。

写真なので話したこともなければ、その人物に関するプロフィールも知りません。

単純に、写真を見ただけで好きになってしまうのです。

例えば通勤通学の電車で、毎日同じように乗り合わせる人はいませんか。

その人とは話したことがなくても、なぜか親近感を抱いていたりすると思います。

それも単純接触の影響なのです。

アナウンサーという職業は、決まった番組で決まった時間にニュースを読んだり、バラエティー番組でアシスタントを務めたりと、実は一般的な芸能人以上にテレビで見かける機会が多いのではないでしょうか。

バラエティー番組は見ないという人もニュースは毎日見たりします。

つまり、単純接触の頻度が高いのがアナウンサーという職業なのです。

容姿の美しい女性、知的な女性と付き合ってみたいという漠然としたイメージをもとに具体的な恋人候補を想像した場合、男性は医師よりも、グラビアアイドルよりも、アナウンサーの方が見かける機会が多い。

だからこそからこそ印象が良く、好意を持ったと考えられます。

具体的な調査結果はありませんが、おそらく同じ女子アナでも男性たちがテレビで見かける頻度の高い、朝や夜のニュースを担当しているアナウンサーの方が恋人にしてみたいと思っているかもしれません。

ですが、女性からは「女子アナ好きの男性が理解できない」という声をよく耳にします。

その理由はさまざまですが、おおむね女性たちは同性のアナウンサーが好きではないようです。

なぜ、女性は女子アナが嫌いなのか。

それは、女子アナが自分のライバルになり得る存在だからです。

というのも、女子アナはビジネスパーソン。

芸能人のようにスカウトではなく、就職活動をして入社しています。