中国ミドル収入層、格差拡大の意識はあるもののポジティブ-R&D調べ

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マーケティング・リサーチの企画設計などを行っている「リサーチ・アンド・ディベロプメント(R&D)」は、リサーチ事業を行っている「クロス・マーケティング」と共同で、中国の生活価値観や生活意識、買い物行動などの調査を実施した。

対象は、中国4大都市(北京、上海、広州、成都)「ミドル収入層」(世帯月収5,000元から7,999元)の男女421名(20歳から49歳まで)、調査期間は2012年11月23日から11月25日。

「生活価値観」については、「格差は拡大している」という意識は強い(80%)ものの、”景気は良くなる”、”世の中は進歩している”といった意識に支えられ、「努力すれば報われる」というポジティブな価値観が強いことがわかった。

「収入の余裕感」では、日本が「十分余裕がある」と「ある程度余裕がある」をあわせて25%だったのに対し、中国は67%と、”収入の余裕感”は日本と比較して中国は圧倒的に高い。

中でも上海と成都の消費者は、”収入の余裕感”が相対的に高いことがあきらかになった。

「くらし方に関する意識」では、広州の消費者の「親戚や近所の人たちとの付き合いを大事にしていきたい」という意識が特に強い傾向にある。

また、広州の女性消費者は「節約のためにモノを大事にしたり、電気やガスの使い方などに気を配っていきたい」という回答も多く、節約意識や、生活を合理化して自分の時間をつくりたいという意識が強いことがわかった。

「生活領域別の重視度」では、日本が食生活や健康の維持、貯蓄や将来への備え、趣味・教養などを重視する一方、中国では、住まい、家事、自分の仕事を重視。

両国が共通して重視しているのは、衣服や化粧、育児・子どもの教育、自分の学習だった。

なお、「生活領域別の満足度」では、すべての生活領域で、中国の回答が日本の回答結果を上回る結果となっている。

詳細な調査結果は、同社公式ホームページを参照のこと。