昨年12月7日に胃がん摘出手術を受けた宮迫博之(42)。同29日に早くも仕事を復帰させた宮迫は、1月中旬、6年生の長男が通う都内の小学校の発表会に姿を見せた。この発表会は、児童たちが作品を展示したり、研究を発表したりする行事。その発表会に先立って、昨年10月に学校側から依頼され、宮迫は長男のクラスで40分にわたって自分の仕事について話したという。

「宮迫さんは『どうやってお笑い芸人になったのか』をテーマに話したそうです。『売れないころは、ダウンタウンの松本さんに自分の売り込み方を相談していた』といったエピソードを披露したとか。児童たちにも好評だったみたいです」(宮迫の長男が通う小学校の保護者)

この約2カ月後にがんが発覚したが、無事に手術は成功。息子の学習の成果も参観することができたのだった。

「児童たちがおのおのの将来について発表するなか、宮迫さんの息子さんは『お笑い芸人になりたい』と将来の夢を語ったんです。その発表を聞いているとき、宮迫さんは目を細めていました。子供が自分と同じ仕事をやりたいと言ってくれたのは、親としてはうれしいでしょうし、励みにもなりますよね」(前出の保護者)

宮迫は、まだ有名でないころから松本人志(49)ら先輩芸人と一緒に通っていた都内の寿司店に、いまでも家族と来店するという。

「半年ほど前に、後輩芸人さん数人と、息子さんも連れていらっしゃいました。こまめに注文を聞いてあげたり、ずっと息子さんを気遣って優しく声をかけていましたね」(居合わせた客)

駆け出しのころからの思い出も多い寿司店で、父の背中に憧れを抱く息子のために、今度は”特別授業”が行われる日もあるだろう――。